どうもコモリです。
前回に引き続き『スター☆トゥインクルプリキュア』の第5話を観たので、その感想を述べます。
▼第4話の感想(過去記事)
そんなに深く考えて観てないので短評だけどうぞ。
『スター☆トゥインクルプリキュア』公式サイト
『スター☆トゥインクルプリキュア』第5話感想/個人的な感想
キュアセレーネ爆誕! ってことで、まどか回でしたね。
変身は普通。歌は微妙だった気がするけど、まあ香枝さんでしょ?CV小松未可子といえば。「たくのみ。」の。
お姉さんやん! ステキやん!
年下のお姉さん枠、増枠や! やったぜ!
前回から引き続き新メンバー加入で、お話の内容が連続して薄目でしたが次回以降は4人の関係性を深めていく感じになるのかな。仲良くなってからが本番だしね、楽しみ。早速、「先輩呼び」を辞めたので展開を見守りたいですね。
とにかくなんか今回はプリキュアになるまでの流れが雑だった気がする。定めとは言え、もうちょっとキュアソレイユレベルのやり取りがあったうえでの変身が良かったと思う。
まどかのお父さんが宇宙人を探す仕事をしているってのはよく分かったし、父を尊敬しているってのも分かるし、そうありたいと思ってるまどかの気持ちも分かるけど、なんか結局フワからよう分からんもんもらって、ひかる・ララ・えれなの呼びかけで変身しちゃう流れがなんとなーく、ただ流されただけに思えて、そんな展開で良いのかなあって思った。
フワの役割が赤ちゃんっぽいから、自分を守ってくれる存在に力を与えているのかな。そういう意味でまどかはフワを守ることに決めたんだから、それに呼応して変身できるようになるってのは理解できるけど、なんかそこまでのまどかの心の葛藤をあまり描いてないから、というか20分程度でそこまで理解できないうちに変身してしまった感があった。
ただ、変身した後に「普通の人々の気持ちを知ったからこそ、フワを皆さんを放ってはおけません!」ってセリフは良かった。
これがあったからなんとか「ただ流されただけ説」を薄めることができた。
だったらこの辺りをもっとちゃんと深く描いて欲しかった。「これを教えてくれたのは、お父さんです」ってなるのかな。父に従って、将来人の上に立つリーダー層の人間として、人の気持ちや痛み、悲しみが分かった。だから守る。私にとってはこれが正しいこと。って感じのセリフと行動、エピソードをもっと入れて欲しかったなあ、と。
「まどか」とその父「冬貴」の対立が、今後確実にあるなこれ。これまでいい子だったまどかが父に反旗を翻したと言っても過言ではない。背いた。これはなかなかいいな。燃えるわ。言い表せないけど。
単なる反抗期ってだけかもしれないけど、なんというか「父の教えを忠実に守った結果、父に背くことになる」ってのがいいのよ。
まどかパパには娘の成長を見届けて欲しいわ。
最後のシーンで、ララたちの正体ばらさなかったまどかの表情とかすごく好き。背徳的。悪い子になっちゃった感ある。悪落ちですわこれwww(ちがいます)
たぶん父と娘の戦いは長引くだろうな。どう考えてもこれまどかの気持ち、混乱するでしょ。矛盾してるもんね。友達売らないと父を裏切ることになるからね。嘘ついてかくまってるようなもんだから。
やっぱりうまく言い表せないけど、とてもこの家族関係にワクワクした。ツイートも貼っておく。
キュアセレーネこと香久矢まどかが、父に背いてララたちを見逃すところ良いね。お父さんの言う事をたぶん1度も破ったことが無いだろうまどかちゃんが、プリキュアとかいう不良3人組に出会ったことによって悪い子になっちゃった感じが実に背徳的でとても良い。
— コモリヤスハル (@yass_cample) March 3, 2019
まどかの父も父で「私が家長だ」とか言うくらいには権威主義的で、旧態依然としたある意味古風、ある意味時代遅れな価値観を持った父親なんだよな
— コモリヤスハル (@yass_cample) March 3, 2019
父の教えを忠実に守って暮らしてきたまどかが、父の教えの通り色んな人と出会ったからこそ考え方が変わって父に背いた。ここが熱いね。自立って感じ!
前作の「えみるVSえみる兄」みたいに、今作も「まどかVS父」って対立は長く描かれそう。女児向けアニメだから基本的に男は悪役だよね。特定の役割を女に押し付けてくる邪悪な存在、それが男。
— コモリヤスハル (@yass_cample) March 3, 2019
まあともかく、パパの言う事を聞きたいまどかと、友達を売りたくないまどかの心の中の葛藤をどう解決するのか楽しみだな
— コモリヤスハル (@yass_cample) March 3, 2019
ちなみに、逆バージョン「母のの教えを忠実に守った結果、母に背くことになった息子の話」、それが『バーフバリ2』です!
— コモリヤスハル (@yass_cample) March 3, 2019
王を讃えよ!
バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ!
まとめ
前回予測していた「キュアセレーネ、実はキュアスターより先に存在していた説」、これが完全否定されました。僕の妄想だったらしい。
前回の思わせぶりな演出は、単に「あ、こいつらなんか隠してるな」って感づいた描写だった。
とはいえ、セレーネって言うくらいだから変身シーンに巨大な三日月? 有明月? 26日頃の月らしいけど、そういう月の意匠がバーンって出たら、もうこれはセーラームーンですよ。すごく思い出したあのシーン。
すぐ既存の作品と結びつけて考えちゃうんだよな、僕は。
ごめんね素直じゃなくて。
次のお話(第6話の感想)