石狩・浜益の「黄金山(こがねやま)」に登ってきました。
登山初挑戦となります。案内役は、山ガールならぬ山ボーイの僕の友達にお願いしました。
▼黄金山の山頂
黄金山(こがねやま)は、石狩市浜益区(旧浜益村)にあります。
黄金山の何が良いかというと
- 札幌から近い(1時間半)
- 手頃な高さ(約740m)
- 温泉が帰り道にある(軽食も出来る)
ってところですね。素敵な山です。
初めて登山をする方におすすめです。
- 1.出発
- 2.湧き水を汲もう!
- 3.ガソリンスタンドを目印に曲がって、山へGO!
- 4.黄金の秋
- 5.登山口へ
- 6.登山口に到着
- 7.作戦会議~黄金山攻略~
- 8.登り始める(分岐点まで)
- 9.分岐点
- 10.新道で山頂アタック!
- 11.山頂の風景
- 12.山頂で湯を沸かす
- 13.旧道から下山
- 14.無事、下山
- 15.浜益温泉へ
- まとめ
- アドバイス
1.出発
早朝6時30分、出発。
日本海側を北上。約1時間30分くらいで登山口に到着します。
友達と喋りながらだとすぐ着きます。
▼ただのセブンイレブン。雨上がりの駐車場に映る青空が綺麗。雲もいい感じ。
2.湧き水を汲もう!
――と、その前にちょっと寄り道。
今回は山頂で「あること」をするために途中で湧き水を汲みました。
▼湧き水スポット(神社向かって右側)
湧き水スポットは、浜益の「千本ナラ」近くの「神社」にあります。(正式名称不明)
ちなみに「千本ナラ」自体も観光スポットですね。
あとパワースポットとしても有名とか。
(ただ今回は寄りませんでした……)
行きかた
湧き水スポットまでは、国道321号から外れて細い道を走ります。
国道を走っていると青い看板で「千本ナラはこっち!」って案内されるので、曲がる場所は分かりやすいと思います。
札幌から行く場合は、超長いトンネル「新送毛トンネル(2995m)」を通らないルートとなります。
非常に走りにくい道
道は、すごく走りにくいです。
▼軽自動車に狭く細い山道は、ちとキツい
特にカーブの見渡しが最悪でしたね。カーブミラーの設置数が圧倒的に少ないっす。
そしてすれ違えないくらい細い箇所もある。一応「待避所」もあるのですが申し訳程度www
▼札幌方向から来たら右手に神社がある(写真は左側)
走行する場合は十分に注意してくださいね。
色々と不便な水汲み場
「管理費」としてお賽銭を入れます。
▼賽銭箱
さて、目的の湧き水。
水を汲む場所は、めっちゃ草だらけ。
夏場はもっとすごそうだ。
ホントに汲めるのか心配になるレベルでしたwww
▼草だらけの水汲み場
「大丈夫かよ……」
草をかき分け、奥へ進むと……。
湧き水ありました。笑
▼ちゃんと湧いてた
でも、この「口」。
設置場所が、ちょっと低すぎやしませんかね?www
▼超低い「口」
ほら、よくある湧き水の水汲み場所って高いところに「口」あるじゃないですか。
それならいいんですよ。ポリタンクにも入れやすいし。
でもここはそんなのお構いなしwww
めちゃくちゃ「口」が低いので仕方なく一度コップで汲んでから、何度も水筒に入れました。
しかも水量が「ちょろちょろ」www
こりゃあコップがなければ失敗してましたね。
もし、皆さんもここで湧き水を汲むつもりなら、その辺の対策をしてきてください。
大変なことになります。
▼背の高い水筒だけを持って来ても、たぶん汲めないぜ
まあ、なんとか湧き水汲めました。
先を急ぎましょう!
3.ガソリンスタンドを目印に曲がって、山へGO!
再び、国道231号に戻ります。
浜益方面へ。
海岸線を走りながら、途中で右折(留萌方面から来る場合は、左折)します。
いよいよ山に入っていきますよ。ワクワクするね。
目印はガソリンスタンド(エネオス)です。
交差点を曲がって、山のほうへ走ってください。
▼目印のエネオス(このエネオスで曲がります)
※ちなみに、札幌⇔留萌間でガソリンスタンドは、ここしかありません。
ガス欠に注意です! 僕も一回「ひやっ」とした経験があります。
ところがここのエネオスはリッターいくらか不明なんです。
札幌か留萌で、事前にガソリンを入れることをおすすめします。
4.黄金の秋
季節は秋。
ちょうど稲刈りの時期です。
田んぼがすごく綺麗でした。
▼両サイド黄金色
田んぼがホント素晴らしい。
ひまわり畑と見間違うくらいの黄色。まさに黄金色。
イケダハヤト氏が「高知はいいぞ~」って言ってるように、僕は「北海道もいいぞ~」って言いたい。
札幌からクルマで1時間ちょっと走ったら、この風景を見られるのが魅力だなあ。
北海道はいいぞ~。
あと「もうレールの上を歩く人生はうんざりだ!」と、若干18歳にして思っている高校生は、ぜひ「北海道大学」を受験してみてください。
北海道における「北大生ブランド」は未だ健在なので、迷ったら北大生になるべき。
北海道内を旅行すると人生観が変わるよ! インドへ行く前にまず北海道を旅しよう!
▼輝く田んぼ
▼心のふるさと
黄金山日和ですねえ。良かったです、秋に行って。
あとすごくどうでもいい話だけど、この田んぼ見て「∀ガンダム」思い出しました。
ガンダムシリーズで「∀ガンダム」だけは異質ですよね。あの牧歌的な雰囲気が最高。
▼∀(ターンエー)ガンダム・第50話(最終話)『黄金の秋』より
(引用:http://g-matome.com/archives/380565661.html)
さて、山頂からこの田んぼの風景はどのように見えるのでしょうね。
楽しみです。
5.登山口へ
さて、山のほうにしばらく走っていきますと、登山道入り口の案内板が出てきます。
(海のほうから来ると、左側に看板があります)
ここを左折してください。
▼橋を渡ると案内板が出てくる
▼この看板を見逃さないように注意
▼田園から森の中へ入っていく
▼この先に登山道入り口がある(約4km)
舗装道路はここまで。
登山道の入り口まで4kmは、ずっと「砂利道」です。
全区間ガタガタ道。
洗車したばっかりの綺麗なクルマで来るのはやめたほうがいいですね。
泥と砂ぼこりで小汚くなりますから。
で、この道あまりスピードが出せないばかりか、車一台通るのがやっとの細い道なんです。すれ違えませんwww
祈りましょう。対向車が来ないことを。
6.登山口に到着
登山道入り口に着きました。
手前の駐車スペースには、車10台くらい停められそうな感じ。
▼駐車スペースは、そこそこある
トイレもあります。外観もきれいですが、内部もきれいです。あと臭くない!(重要)
▼トイレはきれい
ここにはベンチとテーブルもありました。
そこでご飯食べている人もいました。
▼洗い場
洗い場もあります。
黄金山は国定公園の一部でもあるので、生態系保護のため管理が厳しいようです。
地域外の植物(種子等)を山に持ち込まないように、登山開始前に靴底を洗いましょう。
あと、下山した後は靴底が結構汚れるので帰る前にも靴底を洗うといいです。
クルマの中もドロドロにならなくて済みますしね。
▼登山ストック(枝)を借りる
トイレの横には数本の「枝」がおいてあります。手頃な長さのものばかり。
要するに、「登山ストック代わりにどうぞ」ということですね。無料です。
登山スタイルというか、これは各人の好みですが使いたい人は使いましょう。
僕は使う派です。これが1本あると心強いです。笑
でも借りたらちゃんと持って帰ってきてくださいね。
山頂に忘れて帰ってこないように。
▼これが登山道入り口だ
▼入山届書
手前の百葉箱みたいなものが、いわゆる「入山届」。
山登る人なら知っていると思いますが、「登るとき」と「下りてきたとき」に記入します。
名前、住所、入山時刻、下山時刻を正確に書きましょう。
最悪、「遭難」と言う事態に陥ったとき、この情報がでたらめ、もしくは何も書いていないと捜索が遅れます。忘れずにきちんと書きましょう。
黄金山に登っている人数(最近の傾向)
ちなみに、入山届をざっと見た感じでは「休日は20人程度」、「平日は10人以下」の登山者がいるようです。(8月・9月の傾向)
僕らが登った時間帯(朝9時頃)は、すでに3人登っていました。
(下山した時は19人に増えていました)
先ほどの「すれ違いが不可能な細い道」の件もあるので、午前中に登るのがベストだと思います。それか平日に来ましょう。有休取りましょうよ!
午後からは混みます。どうやらお昼ご飯を食べてから来る人が結構いるみたいですね。
混みあっている山頂部ってのも興醒めですし、自分のペースで登るためにも計画を綿密に立てたいところです。
7.作戦会議~黄金山攻略~
道案内を見ながら作戦会議。
問題は「旧道」か「新道」か。
ただ案内役の友達も黄金山に登ったのは去年の話。それも1回。
ほとんど覚えていません。
う~ん。
「とりあえず登って、分岐点で考えよう」ということに。
(作戦でも何でもないじゃないかwww)
8.登り始める(分岐点まで)
分岐点までは、それほど悪路ではありません。
登りやすいように整備されています。アップダウンもきつくありません。
▼沢(小川)を2つ超える
▼大きな石がごろごろある
9.分岐点
ようやくたどり着いた分岐点。
運動不足気味の僕らは、ここまで来ただけで息が上がっていました。
▼分岐点の標識
右に行くと、新道。
左に行くと、旧道。
▼旧道か新道か
ここで皆さんに問いたい!
人間の心理として、2つ道があったらどっちも通ってみたくなりません?
そんなわけで、「帰りは疲れているから少し短いほうが良い」という理屈から「行きは新道」、「帰りは旧道」ということに決めました。
10.新道で山頂アタック!
『山頂アタック』というフレーズ。
最高にワクワクしますwww
(引用:#山頂アタックです hashtag on Twitter)
新道でしばらく登ると突然視界が開ける場所があります。
上のほうに山頂と思わしき岩場が見えてきました。
よっしゃ、あと少しだ!
(本当は全然もう少しではなかったのですが)
サイズが分かりにくいのですが、大木が倒れていました。
通れねえよ。跨げばいいサイズではありませんwww
腰をかがめて、下を潜って進みます。
う~む、これは先日北海道を襲った台風群の影響ですね。
新道には倒木がごろごろありました。
手すり代わりのロープ(紐)が張られている箇所が多数あります。
そして、あまりに高低差があるとハシゴが登場します。
石もだんだん大きくなってまいりました。これはもはや岩ですね。
こうした岩場も増えてきます。
崩れかけている箇所は、木の根や枝を駆使して登ります。
どんどん険しくなる道
また倒木がありました。
このくらいの太さでもガッツリ折れています。
ふと足元を見やると、ドングリがたくさん落ちていることに気づきました。
たぶん、これをたどっていくとトトロに会えるのでしょう。
ロッククライミングも出来るwww
旧道との合流地点
左側から出てきました。
帰りは、ここを右に行くつもり。
さすがにこの辺まで登ってくると、標高がかなり高くなってきましたね。
すごい「登った感」があります。
見てくださいよ、この眺め。最高です。急に元気になりましたwww
植物の背が低くなってきましたね。もう少し。
もう一息だ!
よっしゃあああああ! 着いたぞおおおおお!
――と思いきや、ここは偽の山頂。
「え?」
奥の小さな人影が分かりますか?
あれが本当の山頂なんです……。
(引用:http://nomusoku.blomaga.jp/articles/40341.html)
でも、あとで山頂と比べて分かりましたが、実はこちらのほうが見晴らしは良いです。
なにせ周りに遮るものが何もありませんからねえ。
(ただしこの岩場は風が強いです)
※手すりも木も何もない岩場なので大変危険です。
小さなお子さんからは、くれぐれも目を離さないように。
大人も油断すると危険です。
ひと呼吸おいて、真の山頂へ向かいます。
ちょっと下がります。
で、ようやく山頂に着きました。
全行程、トータル1時間半かかりました。とりあえずお疲れ。
山頂アタック成功です! やったぜ!
山頂スペース
山頂部は決して広いとは言えません。
独り占めしたいなら、平日か朝早い時間帯の登頂をおすすめします。
ちなみに後ろを振り返ると、先ほどの岩場がよく見えます。
見晴らしはあっちのほうがいいです。360度大パノラマ。
11.山頂の風景
▼パノラマ写真(友人撮影)
ごめんなさい。
パノラマ写真は、やはり偽山頂(岩場)から撮影したものです。
山頂は低木が生い茂っていて撮りにくいため、こちらで撮影しました。
▼浜益の町がよく見えます
まあ、山頂部でも何も見えないわけじゃないです。
黄色いところが田んぼですね。綺麗です。
ガソリンスタンドを曲がって走ってきた道が見えます。国道451号ですね。
▼日本海もきれい
ホント晴れてよかった。
▼暑寒別岳方向
友人いわく暑寒別岳は、途中で下山した思い出の山。
山頂アタック失敗したらしい。
同行者のコンディションの問題で下りたとか。心残りだよねえ。
リベンジやるなら僕も同行したいと思いました。
▼円錐峰方向
この山々の向こうが札幌。
(まあ100㎞くらい向こうの話なんですがねwww)
▼小銭?
山のしきたりとか、そういうのよく分からないですけど、何なんですかねこの小銭。
一応「山の神に捧げる管理費」ということで、僕も小銭を置いてきました。
12.山頂で湯を沸かす
山のてっぺんでやりたかったこと。
それは「お湯を沸かしてコーヒーを飲むこと」です。笑
山のてっぺんでやってみたかったんだよお!
ただそれだけ。
早速、湯を沸かします。
キャンプで使っている湯沸かしセットを使います。
5分程度で湯が沸きます。
まあ、マグカップ3杯分くらいの水量ですからね。すぐ沸きました。
最高の1杯でした! ありがとう!
コーヒーでもいいですが、カップ麺とかでもいいなあと思いました。
ただ、カップ麺だと残り汁の処理に困るので(その辺に捨てるのはNG)、飲み干すか、リゾットとかカレー飯とか全部食べ切れる系にすべきでしょう。
注意(国定公園内で火を使ってはいけない)
ここでお詫び。
コーヒーを飲んだ後、「この山、『火』使っていいのかね?」と疑問が湧きました。
下山後、友達と検証しましたが「国定公園内における火気の使用は厳禁」との結論を得ました。
火気を使用してしまい、大変申し訳ありませんでした。
登山道入り口の注意書きにあったのか分かりません。見逃していたのかもしれません。
よく案内板を見るべきでしたね。すみません。
もし山頂でお湯を使いたいならば、あらかじめお湯を魔法瓶に詰めて持っていきましょう。
13.旧道から下山
この山、たまに「罠」があります。
たとえばこの道。
右のほうに道っぽいものが続いているのですが、なんとハズレwww
進むとどうなるかと言うと……
崖です☆
なんなんだよ!www
正解は「左」なんですね。
岩っぽいのがあるでしょ? これを乗り越えていくと下山できます。
とまあ、こんな感じで、山の中にはたまにハズレルートが隠されています。
明るいうちは大丈夫だと思いますが、疲れてきたり、薄暗くなってくると迷う可能性があります。
気をつけよう! 山は君を惑わそうとしているぞ!
さてさてさて。
途中に不思議なスポットを見つけました。
なんか城壁みたいな岩肌があるんです。
まるで誰かが石を積んだみたい。
岩の大きさも揃ってるところに、すげえ違和感。
ひらめきました!
これはムーですよ、ムー。
いやあ、一瞬にして僕は想像しちゃいましたね。
このあたりがまだ海底だった頃のお話。
ムーの海底帝国が大昔にそこにはあって、何万年も後にこれが隆起して出来たのが今の黄金山なんですよきっと!
信じるか信じないかは、あなた次第です!www
めっちゃオカルト脳www
(※管理人は地理に明るくありません)
……。
さ、くだらないこと考えていないで、さっさと下りましょうか。
なんと紅葉が始まっていました。
山の紅葉は早いですね。
旧道は、ものすごい「崖」が多いです。
写真が、分かりにくくて悔しいです。
分かります? 写真の左上から降りてきたんです。ここ、ほぼ垂直ですよ垂直!
しかもロープ役に立たねえし(激怒)
どうやって降りろっちゅうねん!(大激怒)
旧道を登ってくる人と、何人かすれ違いましたが「え? 下山するんですか? 旧道を!?」みたいな声を掛けられましたwww
旧道で下山する人、少ないのかもしれません。
スリルがありますwww
これまた分かりにくくてホント悲しいのですが......
ものすごい、下りです。やっぱ崖じゃないかwww
足を滑らせたら滑落死、待ったなし。
ロープもあるけど、ゆるゆるだからあまり役に立たない。
信じられるのは、己の腕力と脚力。そして足場選択のための頭脳。
こんなに頭を使って体を動かしたのは久しぶりだよ……(呆れ顔)
知ってる人は知っている旧道の恐ろしさ。
「崖」ですからね。登るのも大変なのに、下りるのはものすごい大変でした。
あと、前日に降った雨のせいで地面がドロドロ。
そして山肌から水が染み出ていて、超滑りやすい。
北海道の雪道で鍛えぬいたバランス感覚をもってしても、すべります。
幸い、尻餅はつきませんでしたが、危ない思いを何度もしました。
悪いことは言わないので、旧道を下山に使うのはやめたほうが良いです。
マジです。命の危険があります。
旧道もやはり、倒木が多数あります。
これなんか、根こそぎ倒れています。(中心から左に向かって倒れている)
どんな強風が吹いたのでしょう。おっかないっす。
ようやく崖地帯が終わりました。
この茂みの向こうから山頂に至るまで、崖です。
さんざん書いた通りです。
思い出しただけでもぞっとします。
でもなぜか崖地帯以外は、イージーモードwww
バランス調整おかしいよ! 旧道www
とても静かな森が続く
分岐点を超えると、もう怖いものはありません。
(分岐点の写真は省略します)
あ、行きは気づきませんでしたが、これが案内板にあった「イチイの大木」らしい。
でかい(確信)
でも二股になっている間が、なぜか真っ暗。
うわ、怖い。
見てはいけないものを見る前に、さっさと退散しましょう。笑。
14.無事、下山
1時間半かけて、ようやく下山。
下山したら忘れずに、入山届に下山時刻を記入しましょう。
ちゃんと書かないと捜索されちゃうぞ☆
あと借りた登山ストックを返します。
そして靴底を洗う。
いやー、旧道の「崖」の印象があまりにも強くて、帰りは写真あまり撮れなかったのが残念です。
でもマジで集中して下りないと死ぬので仕方ない(真顔)
15.浜益温泉へ
汗びっちゃびちゃwww
きもちわるいwww
想定通りですね。
浜益温泉へ向かいます。
国道451号沿いにあります。
札幌・留萌方面から来た場合は、来るときに右手に見えたはずです。
▼浜益温泉
▼石狩市浜益保養センター
浜益温泉
利用料金
大人500円
子供250円
※大人は中学生以上
ボディーソープとシャンプー(INリンス)は備え付け。
バスタオルとフェイスタオルと着替えを持っていきましょう。
サウナがあります。あと露天風呂もいい感じ。
ただ、夏場の露天風呂には虫がいっぱい浮いています(友人談)。
春とか秋とか、夏場を避けたほうがよさそうですね。
(夏場は、虫をすくうための網が置いてあるそうです)
営業時間
夏季:10時~21時
冬季:13時~20時(月曜日のみ10時から営業)
(夏季:4月~10月)
(冬季:11月~3月)
休館日
・毎月1日(土日祝は翌日)
・元日
5月と8月は無休
泉質と効能
泉質は硫黄泉。
どうやら筋肉痛に効果があるみたい。
これなら翌日仕事に支障が出ないから安心だ!
(まあ、私は無職ですが)
※翌日、見事に筋肉痛に襲われましたwww
太ももが痛いwww しゃがむと痛い。
二の腕が痛いwww 着替えできないよ!www
お食事は「はま恋食堂」でどうぞ!
≫メニュー
僕は「五目チャーハン(500円)」
ここは変わり種選べよと思うよね、ごめんみんな。
でも山頂にいる時点ですでに「チャーハン食べたい気分」だったんだ。ごめんよ。
おいしかったです。わかめスープが染み入りました。
友達は「石狩鮭醤油らーめん(650円)」
▼濃い醤油味
さすが漁師まち。でかいホタテがラーメンに入っています。
毎年9月には、港で「浜益ふるさと祭り」を開催しているので、時期が合えばそちらで食事をしてもいいですね。
ごちそうさまでした。
ゆっくりできた休憩スペース
休憩スペースはガラガラ(つーか、誰もいないwww)
中庭を見渡せるテーブル席
昼時をはずしたので、誰もいないね
まとめ
【検証】どのように登るのが正解か
▼案内図(再掲)
まず、分岐点までは一本道だから選択の余地なし。
問題は分岐点から山頂までの道のり。
等高線を見てくれ。
旧道の大部分の等高線の感覚は広い。つまり高低差がそれほどないということ。
一方の新道は、それなりに狭い間隔が続いている。連続的な上昇ということ。
ということは旧道がベストか?
と思ったあなたは、黄金山の巨大な罠にひっかかっている。
旧道の山頂付近の文字を見てくれ。(案内板参照)
「このあたりから急登」の文字。
そして「ロープを使用します」と書いてあるな? 騙されてはいけないぞ。
「使用する」とは言っているが、「役に立つ」とは言ってない。ここがミソ。
そう、ロープがあっても役に立たない。
「急登」だけが真実だ。
というよりこれは「崖」だ。「急登(登れるとは言ってない)」だ。
▼これが黄金山だ(※管理人の脳内イメージ図です)
(ごめんね。稚拙な図で)
ビギナーのあなたへおすすめのルート
行き:新道
帰り:新道
超ビギナーなら、無難な「新道」をおすすめしたい。
行きだろうが、帰りだろうが旧道は避けよう。危険だ。
確かに新道はまんべんなく登っていくので疲れるが、バランスは取れている。
偏りがない。新道は岩や木やハシゴなどが登場するが、それなりに整備はされている点は評価したい。
さすが「新道」と言うだけある。
道も広いので新道のほうが安全だ。迷ったら新道を使おう。
スリルを求めるあなたへ
行き:旧道
帰り:旧道
逆に、もっとも「リスク」を求めるあなたにおすすめのルートは旧道しばり。
行きも帰りも利用しよう。
まず、行きは「長く続いた平和の時代(緩やかな登り)」から「急転直下! 戦乱の時代(突然の崖)」へ、という流れがたまらないだろう。ぜひ味わってみてほしい。
そして、下山時に旧道を選択すれば、まず「崖」を超えないことには「お家に帰れない」という恐怖を味わえる。ゾクゾクするだろう。
ただでさえ疲弊がピークに達した下山時だ。
とてつもない緊張を強いる崖で、さらなる高みを目指そう。
どっちも楽しみたいあなたへ
行き:旧道
帰り:新道
まあ、一番「登ってる感」があると言い換えれば、旧道がピッタリだ。
ならば早いほうが良い。行きに旧道を使おう。くれぐれも注意してくれ。
下山時は整備されている新道で下りよう。
難易度としては旧道より下がるから、すこし落ち着いて降りられるだろう。
そのほか、二回目、三回目と登っている人にもこちらがおすすめだ。
僕も、次に黄金山に登るときは「旧道→新道」の順で登山を楽しもうと思っている。
別名、黄金富士。増毛マッターホルン。
黄金山は、富士山に似ているその雄姿から「黄金富士」、「浜益富士」などと呼ばれている。(『石狩市浜益保養センターのご案内-パンフレット』参照)
▼黄金山(写真中央)
見て分かる通り黄金山は、非常に尖った山だ。これを鋭鋒と言う。
▼黄金山(写真左)
道内の鋭鋒として有名なのは「群別岳(1376.3m)」、「1415m峰[別名:夕張マッターホルン]」、「鉞山(779m)」である。
世界的に有名な鋭鋒と言えば「マッターホルン(4,478m)」だ。
そのため登山家の間では鋭鋒を「○○マッターホルン」などと呼ぶことがあるそうだ。
▼マッターホルン(スイス・イタリア国境)
(引用:マッターホルン - Wikipedia)
確かに鋭鋒は一番「山」らしいかもしれない。
遠くから見てすぐに「あの山だ」と分かる。
そんな山に登れば、見晴らしもよいだろうし一番高いところに登った感じがするだろう。今回の登山を通じて、尖った山を好きになる気持ちが理解できた。
黄金山も鋭鋒なので「増毛マッターホルン」と呼ぶ人がいる。
黄金山は道内の「マッターホルン」の中でも一番低いので、容易に登れるだろう。
登山の秋にしたいビギナーの方には、ぜひ黄金山に登ってみてほしい。
天気が良ければ大パノラマがあなたを待っている。
アドバイス
街歩き用のスニーカーで山に登ると、靴底が案外弱いから疲れる。
登山をするなら登山靴を買ったほうが良い。
あと、登山靴は足首周りも頑丈に出来てるからケガをしにくいし、疲れにくい。