どうもコモリです。
前回に引き続き『私に天使が舞い降りた!』の第5話を観たので、その感想を述べます。
▼第4話の感想(過去記事)
そんなに深く考えて観てないので短評だけどうぞ。
『私に天使が舞い降りた!』公式サイト
『私に天使が舞い降りた!』第5話感想/個人的な感想
前回はイマイチだったと記憶していますが、今回はある意味面白かったかな。
百合姫漫画だから、小依ちゃんと夏音ちゃんがベタベタしてても違和感はないし、むしろそうあって欲しいと願ってやまないマンだけど、共依存の闇が強かったね今回は。
クッキーづくりの話、ひなたの家に遊びに行く話、夏音を縛る話の3本立てで、相変わらずひなたがカワイイとか、みゃー姉が情けないけどカワイイとか、そういう感想を抱きつつ、全編通じて小依の闇は深いと感じた。
クッキーづくりのときに小依が花を仲間にするけど「私より下手そうで、頼ってくれそう」ってかなりやばい発言だよね?
ギャグコメディ化してマイルド感を装ってるけど。小依の闇深くね???
いつも通り、頼られるのは依然として夏音なわけだけど、それでもどうしても頼られたいと願う小依が「頼ってくれそうな弱者」を見出して、近づくのがすごく怖いわ。
チラッと闇が見えた気がした。面白いじゃん。
そして最後の「夏音を縛る」って話。これもまた闇が深かったなあ。
また乃愛も「怪我した人をお世話するシチュエーション」とか余計なことを言うから、小依が気付いてしまったではないか。「自分を頼ってくれる人をつくればいいんだ」と。
夏音の行動を制限して、ある意味夏音の強みを封じれば自然と自分に頼ってくれるはず。みんなが私に頼ってくれるはず。っていう思惑、もうこれヤバイですわ。
病的。
無邪気な小学5年生女子のお話だけど、僕は作者のストーリーテリングの中に闇を見出しましたね。
共依存って言うんですかね。そういういや~な感じを受けましたね。見なきゃいいじゃんとかそういう次元じゃなくて、むしろこういうの大好物っすよ。
お遊びで手を縛って動けなくなった夏音について、さっさとハサミで切ってしまえばいいのに「ケガさせちゃうといけないから」とかなんとか理由付けて、あれこれ試して頑張ってほどくシーン。これなんかいい話風に終わってるけど、問題は小依だからね。惑わされてはいけないと思ったwww
あいつ、ガチで縛ってるからね。
乃愛もひなたに同じように縛るお遊びしてるけど、お遊びだからちゃんと放課後にはほどける程度だったじゃん?
でも小依の場合はガチで縛り上げていたって言う、闇の深さね。もうこれはあかんわ。
優秀な人と無能な人が仲良しなシチュエーションって、前に記事にしたような「アライ・フェネック関係」みたいだね。
いいですわぞ~
まとめ
そんなわけで、今回のお話ではひなたやみゃー姉に一切触れず、小依がいかにやべえ奴かってことを語ってきました。
ただ人知れず乃愛ちゃんの株が僕の中で上がりました。
あの人、これまでのお話ではぶっ飛んだ印象が強かったけど、意外とあのメンバーの中では常識人だよね。夏音もそうだけど、彼女の場合主張が薄いから通らないんだよね。
そういう意味で常識人ポジションとしては乃愛がピカイチだったと思う。
たまに悪知恵も働くし、好きよこういうキャラ。
ひなたも花ちゃんもあんなだし、ツッコミ役としては適任だよなあ。僕の中で乃愛ちゃんがちょっと好きになってきた気がする。
次のお話(第6話の感想)