どうもコモリです。
『荒野のコトブキ飛行隊』の第1話を観たので、その感想を述べます。
そんなに深く考えて観てないので短評だけどうぞ。
『荒野のコトブキ飛行隊』公式サイト
『荒野のコトブキ飛行隊』第1話感想/個人的な感想
非常に強いこだわりを感じるアニメでした。質アニメという意味ではピカイチかな。
監督の趣味なのか、脚本家の趣味なのか知らんけど、戦闘機大好きな人が作ってることがよく分かった。
キャッチコピーは『空戦が日常。』ということで、ストーリーは空戦メインになるような感じ?
日常と戦闘で分けて進んでいくのかなーと。
面白い。地味だけど、こういう系もたまにはいいね。萌えアニメばっかりじゃ疲れるからwww
ウェスタンな雰囲気も好き。ウェスタンっていうのか知らないけど。
図らずも、最近は西部劇の映画を連続してみていたから、妙に納得のいく衣装設定でひと目で気に入った。
荒くれ者のなかに、女ばかりのグループ(空戦隊)がいるって設定、これもいいね。ありがちだけど、やっぱり多用されるだけあって変わらない良さがある。好きだなあ。
まあ、こんな商売してるわけだからかわいい顔して結構みんな荒くれ者なんだろうけどさ多分。だがそこがいい!
もうなんというか、僕はミリタリーに詳しくないから詳しく語れなくて本当に申し訳ないです。もっと飛行機が好きだとか戦闘機が好きだとかそういう趣味があればもっと熱く詳しく面白く語れたと思うんですけど、それが残念でなりません。
前提知識求められるアニメって感想記事書くの大変だよね。というか楽しむのが難しい。もっと詳しければ楽しめるのに!みたいな。
京都行ってお寺めぐりするけど、歴史と仏像に詳しくないからただみて終わっちゃう、みたいなそんな感じ。あれと同じ悔しい思いをした。京都行ったことないけど。
専門的な話とか指摘は他のもっと詳しい人に譲りたいと思います。
僕が感じたことだけザーッと書く。
まず前半の部分では男も女もみんなで飲んだり食ったりしながら、ときにいちゃつき、ときになれ合い、長年の付き合いを出しながら、人間関係をさらっと説明し、延々としゃべり続けていたのに対し、後半の戦闘パートになると一切喋らない、音楽すら流れない。このメリハリのある演出にしびれました。非常に良いと思います。
掴みはオーケーって感じかな。
あと、発進シークエンス?っていうんですかね。戦闘機が空母から発進するときの手順というか、動作の確認というか、あのひとつひとつの流れに意味があって、なおかつそれを順番に見せることでマシンのこだわりとか描写をきっちり無理なく見せていくスタイル、ここも良かったですね。
ミリタリーに詳しくないですが、やっぱり僕も男の子なのでロボットものとか機械とか好きです。そういう意味で「面白い!」って感じました。マシンっていいよね。マシンくわしく書いてるアニメって数限られるから貴重だと思うわ。
こういうアニメって、キッズからするとつまらない部類なのかもしれないですが、ぼくはアラサーなので最高にワクワクしました。。いちいち地味なので人気でない絵面だとは思いますが、コツコツと丁寧に描写を積み重ねていくタイプだと思いました。。
「紅の豚」とか「風立ちぬ」とかが好きな人は、きっとハマるアニメなんじゃないかなと思いましたね。系統が似ているので。子どものころ「紅の豚」ってつまらなかったと思うんですけど、大人になって見返してみると結構沁みるじゃないですか。あれと同じでそこそこおじさんになった人向けのアニメかな。10代お断りだと思う。ターゲット絞ってきてる感あるわ。
ぱっと見、もっと女の子がキャッキャウフフする系なのかと思いましたけど、上に書いたような描写がしっかりしているので、わりと硬派の印象を受けました。確かにキャッキャウフフしてたし、これからもちょいちょいするんだろうけど、硬派な描写が着実に積み上げられていればそれがまたスパイスになっていい味出すんだろうな。特に、誰かが死んだときとか……。
戦闘機はマニアック過ぎるネタですけど、音響にもこだわっていてリアリティを追求してるなって思いました。ドッグファイトで銃弾が自機に当たって、その音が乾いた金属音でした。これすごく良かった。一人称視点の飛行シーンもいいなあ。ゲームのよう。それでいて安直にゲーム感は出てこない。
ゴーグル外したときのゴーグルあとまで描かれていて、めちゃくちゃ大満足です。
まとめ
ダークホースになるか!?
今クール一番の期待枠。
蛇足
女の子だけ3Dなんだねwww 実験的かも? 戦闘シーンでぬるぬる動かすための作戦んだろうか。その辺はよく分からない。
最初は違和感あったけど、慣れたよね。「あかねさす少女」感を感じる。特に主人公の女の子に「あすか」みを感じる。
第2話の感想