J:COM(ジェイコム)を辞めて、ドコモ光のひかりTVに乗り換えようとしています。
ドコモショップのお姉さんに「乗り換えたら電話番号が変わる?」って聞いたら「NTTの加入権の有無によりますね」って言われたので、すぐさまNTT東日本に電話してみた。
NTTの加入権が無くても電話番号は変わりません/NTT東日本の相談窓口に聞いてみた
窓口に電話したんだけど意外な答えが返ってきた。「加入権が無くても、アナログ回線で契約したことがあれば電話番号は変わらない」とのこと。つまり加入権の有無は関係ない。
アナログ回線で契約したがあれば、電話番号を持ち運べる(ナンバーポータビリティ)。
逆に、ひかり電話しか契約したことが無ければ電話番号はその回線限りの番号となり、他社に乗り換えるときは捨てなきゃいけない。
ちなみに我が家の場合加入権を持って無かったんだけど「加入権を持ってないことのデメリット」もついでに聞いてみたところ「今後、もしアナログ電話回線を使うことになったら料金が数百円割高になる」程度らしい。
今どき、インターネット全部取っ払ってアナログ電話回線オンリーの生活をするなんてあり得ないから、まあ実質加入権を持っていないことのデメリットは無いようなもんだなと思った。
J:COM(ジェイコム)に入ると、NTTの加入権は「休止状態」になります/そして10年後、失効する
NTTの加入権を持っているものとばかり思っていた。実際に聞いてみる(調べてもらう)もんだよねー笑
アナログ回線を最初に契約したのは僕の父親。独身時代にボロアパートに電話回線を引いた。それから結婚して我が家の電話番号として使い続けている。
だから加入権を持っていると思っていたけど、実際には持っていなかった。
どゆこと?
調べてもらったところ平成18年までは本当に加入権を持っていた。平成18年に何があったかというと、J:COM(ジェイコム)に加入したんだよね。
J:COM(ジェイコム)の光電話になるから、手続き上は「NTTの加入権」を「休止」したことになる。
そして決まりで「10年間休止状態が続いた場合は、失効扱い」となる。このルールによって平成28年に加入権は失われていた。
なんか、悲しいね。前述のように加入権があっても無くても生活には一切関係ないんだけどさ。でも親父が独身時代から守ってきたものをいつの間にか手放してたって考えると、なんか悲しいな。
まとめ
- 「NTTの加入権が無い=電話番号を他社サービスに引き継げない」わけじゃない!
- 電話番号が変わるか、変わらないかで重要なのは加入権ではなく「アナログ電話回線」で契約したことがあるかどうか
- 「アナログ電話回線で契約したことがある=加入権を持っていたことがある」だから加入権の有無で判断されがちだけど厳密には間違い
- アナログ電話回線から光電話に乗り換えた人は、加入権を持っている人と持ってない人がいる。でもどちらも一度はアナログ電話回線を使っていたから電話番号はどこにでも引き継げる
- 電話番号を引き継げない人と言うのは「光電話オンリー」の生活を送ってきた人。一度も固定電話をアナログ回線で引いたことが無い人。
……ということで、我が家の場合は「NTTの加入権は今現在持って無いけど、(アナログ電話回線で契約したことがあるから)電話番号を引き継げる=もしドコモひかりTVに乗り換えても電話番号は変わらない」ということでした。
安心してドコモのひかり電話に移行できそう。