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『仁義なき戦い』シリーズ全部まとめて観た感想/ツイートを簡単にまとめておく

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前々から観よう観ようと思っていたやくざ映画『仁義なき戦い』。

 

 

ようやく観ました。

 

面白かったです。

 

どこが面白かったって、「仁義」なきヤクザが多いこと。

 

ヤクザ映画って義理だ人情だ絆だなんだって「高貴な魂」を描いていることが多いのですが、この映画は実に泥臭い。

 

「高貴な魂」をほとんど持ってない人とか、忘れてしまったような人たちいっぱい出てきますからね。

 

敵討ちよりも金儲けのほうが大事でヤクザ引退しちゃう人とか……。

 

えぇ…(困惑)ってなりますわ。

 

主人公は最初「若者」なんですが、だんだんと年を取っていくんですね。

 

シリーズ5本で20年以上時間が経過した設定になっています。

 

主人公は一貫して菅原文太さんが演じてますが、後半は自分が親分の立場になっているので、自分の組の若いもんの面倒を見なければいけません。

 

で、その間にもうあれこれ面倒なことがあって、血で血を洗う大戦争(暴行事件や殺人事件)が周りで起こるんですが、とにかく戦いの結果が無益なこと無益なこと。

 

誰が得をして、誰が損をして、どっちが勝って負けたのか当事者にも分かりません。

 

最終的に主人公が「引退」で終わるのが面白いですね。

 

復讐失敗です。それよりも無益な戦争を終わらせることを優先させた結果です。

 

なんというか、虚しさだけが残るラストでした。

 

そして、僕が注目している大問題があって、それは「本当に悪いやつ」がのうのうと生き残った点ですね。

 

あんなゴミクズぶっ殺されて終わらないと、気が済まないって気持ちになってみていたんですが、普通に生きてました。

 

のらりくらりと逃げ切ります。人生逃げ切りが大事ってことですね!

 

滅茶苦茶ムカつきますが、巨悪ってのはその辺にいるスケベなおっさんみたいな面(ツラ)していて、クズだけどクズなりに頭がよくてズルいから逃げ切っちゃうんですね。

 

有能な人はみ~んな死んで、ろくでもないやつが最後のほうまで残ります。

 

一番悪いやつなんてピンピンしてましたからね。カネも命も名誉も失いませんでした。

 

もう見ていてなんだかとても悲しい気持ちになりますね、この映画。

 

あれですわ、主人公が負けて悪いやつが生き残るみたいな後味の悪さは『悪い奴ほどよく眠る』のラストに似てますね。胸糞悪い映画なんだよあれも。(好きだけど)

 

 

仁義なき戦い』は主人公が「もうなんか嫌になってきたわ...... ハァ(ため息)」って気分が、こっちにまで伝わってくるいい映画でした。

 

そんな映画です! 見てください!(どんな説明やねんw)

 

 

  

『仁義なき戦い』シリーズ全部まとめて観た感想

 

▼僕は「広島死闘篇(第2作目)」が一番好き。大友勝利という頭のおかしいキャラが気に入ってる。千葉真一さん演じる大友の広島弁が強烈な印象を残す。そしてセリフ回しが下品極まりない。いまテレビで放送できない理由。全編カットになるレベルでキレッキレ。リズミカルなセリフが実に心地よい。下品だけど。

 

 

サクッとツイートをまとめて終わりにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

※代理戦争編についてツイートするのを忘れてました。ごめんなさい。つぶやくのを忘れるくらい見入ってたということで堪忍な!

 

まとめ

 

 

仁義なき戦い』は思ったより「政治映画」でしたね。

 

ヤクザ映画特有の「ドンパチ」はもちろん無いわけじゃないですが、第1作『仁義なき戦い』と第2作『仁義なき戦い 広島死闘篇』くらいまでがピークかなと思います。

 

ぶっちゃけ第3作『仁義なき戦い 代理戦争』とか第4作『仁義なき戦い 頂上作戦』、第5作『仁義なき戦い 完結篇』なんかは、主人公ら主要メンバーがすっかり年を取って「偉く」なっちゃったので、戦いの最前線で「とったとられた(殺す・殺される)」はやりません。

 

やるのはみーんな、組の若いもんです。

 

第1作目だと主人公らがその「若いもん」だったのでドンパチするんですが、最後は親分になってそれなりに大きな組を率いてますからね。

 

簡単には動けなくなってました。

 

単純に暴力的でバイオレンスで血みどろでグロくてエグいシーンがたくさん観たいなら、素直に『アウトレイジ』観ればいいと思います。

 

あとヤクザ映画じゃないですが、グロ系に定評のある『冷たい熱帯魚』とか『悪の教典』もおすすめですね。

 

めっちゃ痛いシーン出てきますwww

 

で、話は戻って『仁義なき戦い』は「政治映画」でしたね。

 

すごいですよ、ヤクザが「組長のポスト」を駆け引きに利用しますからねwww

 

あと「組長の不信任案提出」とかもカードだったりしますからね。

 

どこの政治家だよって感じです。

 

とにかく裏側の駆け引きが多い映画です。

 

情報戦だったりします。

 

それくらい、政治的な話が本当にこの映画では多いです。

 

あと勢力がまー、複雑なんだわ。

 

今日の友は明日の敵、明日の敵は今日の友。

 

敵の敵は味方。

 

これを地で行きます。

 

ただでさえ古い映画だからセリフが聞こえにくいのに加えて、登場人物のほとんどが広島弁。あるいは関西弁。

 

ぜんぜん聴き取れないのなwww

 

そこにヤクザ世界なんて言う、馴染みのない社会の話だから分かりにくいったらありゃしない。

 

ちゃんと見て、ちゃんと聞いていればなんとなく分かるけど、字幕が欲しかったなあと思いました。

 

でも面白かったです。政治劇とも言えました。

 

銀河英雄伝説』とかに近いんじゃないかな。

 

 

中らずと雖も遠からずだと思うんだけどなあ。

 

面白い映画でした! 5作続けてご覧ください! ぜひ!