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在宅ワークで生きているアラサー男のブログ

アフィリエイトで開業するなら税務署に開業届を提出しよう|開業届の書き方(私の場合)

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アフィリエイトを「事業」とするために、開業届を提出してきました。

 

これで私も「社長」です。

 

やったね!

 

そんなわけで、私の体験談を載せておきます。

 

「開業届」の書き方について軽く解説してみたいと思います。

 

これから個人事業主になろうとしている人の参考になれば幸いです。

 

 

【1】用意するもの/提出するもの

 

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用意するものは4枚です。

 

  1. 個人事業の開業・廃業等届出書(上の画像の左側)
  2. 所得税の青色申告承認申請書(上の画像の右側)
  3. 個人事業の開業・廃業等届出書の控え
  4. 所得税の青色申告承認申請書の控え

 

国税庁のHPからダウンロードもできます。

 

No.2090 新たに事業を始めたときの届出など|国税庁

 

以上4枚を税務署の総合窓口に出せば終わりです。

 

あと、押印箇所があるので「自分のハンコ」も持っていく必要があります。

 

また、マイナンバーを書く必要もあるので「通知書」や「マイナンバーカード」も持参してください。

 

筆記用具(ボールペンなど)もあるといいですね。

 

厳密には「1」と「2」の書類を提出するだけで十分で、

 

「3」と「4」は自分用の「控え」という扱いなので、「いらないなあ」と思ったら別に用意しなくていいです。

 

ただ、時間が経ってから思い出すと「あれ? 提出した時なんて書いたっけ?」となるので、やはり「控え」を手元に保管しておくことをおすすめします。

 

「控え」のつくり方は簡単で、コピー機でコピーすればいいだけです。

 

ですから、「1」と「2」を書いたらコピーして「控え(3と4)」をつくり、「1」から「4」までの合計4枚を税務署に提出すればよいです。

 

※ちなみに、「控え」には税務署が「収受印」を押してくれるので「開業していること」の公的な証明にもなります。

 

※あと、青色申告なら早速コピー代は「消耗品費」として仕訳できます。経費扱いにできると言うことですね。

 

【2】個人事業の開業・廃業等届出書

 

欄外の項目

 

○○税務署長→納税地の住所を書く(住所等)


○年○月○日→元号で書く(平成30年とか)


個人事業の開業・廃業等届出書→(「開業」に丸印)

 

納税地

 

郵便番号と住所を書く。TELはスマホでOK

 

自宅で開業するなら「住所地」にチェックすることも忘れずに。

 

上記以外の住所地・事業所等

 

空欄

 

氏名・フリガナ・生年月日

 

書く。ハンコ忘れずに。

 

個人番号

 

マイナンバーを書くわけだが、ここは「控え」をつくったあとで書いたほうが良い。

 

だから最初から書かない。

 

なぜなら、コピーを取ったときに「控え」にマイナンバーの記載があると別の機会に開業届の控えをどこかに提出したとき、余計な個人情報が含まれてしまうから。

 

というか僕は素直に書いちゃったのだが、税務署の窓口で「控えのマイナンバーは削除するように」と指導を受けたのである。

 

だから、個人番号は提出する直前に書き入れて、コピー(控え)には絶対に個人情報を載せるべきではない。ご注意を。

 

職業

 

注意してくれ。

 

ここで言う「職業」とは「あなたはこれから何屋さんを開業しようとしているのですか?」という意味。決して会社員とかアルバイトとか書いてはいけない。

 

違うそうじゃない。

 

アフィリエイトで開業するなら、ここは「WEBサイト運営業」とでも書くべきだ。

 

極論、自分で好きに決めていいけど税務署のおっさんに伝わらなければ説明を求められる。そのような事態はクソ面倒なので、無難に書いておいた方がいい。

 

屋号・フリガナ

 

書かなくてもよい。ただ、書いておいた方がビジネスのモチベーションがアップすると思う。

 

もちろんここも好きなように書けばいいが、常識的な名前にしないと恥ずかしい思いをすることになる。無難な名前にしておいた方が面倒が少ない。

 

ただ、無難な道を選びがちな人は大成できないので悩みどころ。

 

届出の区分

 

「開業」に丸印。

 

住所には先に書いた通りそれに合わせて書く。

 

氏名には自分の名前を書く。

 

所得の種類

 

「事業(農業)所得」に丸印。

 

開業・廃業等日

 

開業した日を書く。提出日でもいいし、さかのぼって開業していたことにしても良い。ただし2か月以内。

 

事業所等を新増設、移転、廃止した場合

 

空欄

 

廃業の事由が法人の設立に伴うものである場合

 

空欄

 

開業・廃業に伴う届出書の提出の有無

 

「青色申告承認申請書」又は「青色申告の取りやめ届出書」

→有にチェック

 

消費税に関する「課税事業者選択届出書」又は「事業廃止届出書」

→無にチェック

 

事業の概要

 

注意書きにある通り、出来るだけ具体的に記載する。

 

アフィリエイトならこんな感じに書いておけばいいと思う。

 

→「ウェブサイトの運営・管理、インターネットビジネス及びそれに付随する業務。」

 

※カタカナ語ばかりだと何を言っているのか分からなくなるので、可能な限り避けたいが「ウェブサイト」とか「インターネット」という言葉は、アフィリエイトの特性上避けようがなかった。

 

給与等の支払の状況

 

従業員を雇ってないなら、大きく「バツ印」を書く。

 

その他参考事項

 

念のため「給与等の支払いは無し。」と書く。

 

源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書の提出の有無

 

空欄

 

給与支払を開始する年月日

 

空欄

 

関与税理士

 

空欄

 

【3】所得税の青色申告承認申請書

 

上半分は開業届と同じことを書くので省略。

 

平成[ ]年分以後の所得税の申告は、青色申告書によりたいので申請します。→ 元号で書く(平成30年とか)

 

1 所在地 → 住所を書くだけでOK
2 所得の種類 → 事業所得にチェック
3 無にチェック
4 開業日を記入(元号で書く)
5 無にチェック
6 その他参考事項

 

(1)簿記方式 → 複式簿記にチェック


(2)備付帳簿名 → 現金出納帳、売掛帳、預金出納帳、総勘定元帳、仕訳帳、入金伝票、出金伝票、振替伝票にチェックしておけば支障ないと思う。


(3)その他 → 空欄

 

【4】まとめ:今日からキミも30分で社長だ!

 

以上、簡単な解説でした。

 

ここからは僕の個人的な体験談というかレビューです。

 

まず、朝から税務署に行きました。10時くらいでしたかね。

 

提出する書類のことはある程度インターネットで調べていたので迷いはありませんでした。

 

本当なら家で書類を印刷して、あとは税務署に提出するだけの状態にしても良かったんですが、紙とインクとプリンターを用意するのが非常に面倒だったので、直接税務署で書いてそのまま提出してきました。

 

あそこなら書類もタダで貰えるしね!

 

で、正味30分くらいで終わりましたね。

 

30分でキミも社長になれるぞ!

 

そんなわけで「意外とあっさりしてるんだなあ」と思いました。

 

窓口の女性に上記の書類4枚を提出したら、その人の上司っぽいおじさんのところに持って行かれて、両者しばし沈黙。

 

それを見ていた僕、ちょっと緊張。

 

「不備無いって言ってお願い!(祈るような心の声)」

 

って心の中で念じていました。笑

 

で、おじさんが深く静かに頷いて、また窓口の女性が僕のところまで書類を持ってきて「大丈夫です」って言って終了。

 

ヒエッヒエだったぜえ!www

 

ちょっとだけ緊張しました笑

 

残念なのが「税務署でコピーを取ってくれない」ところ。

 

ケチくせえなあ。それくらい寄越せや。

 

と思わんでもないが、まあそれを愚痴ってもどうしようもないので仕方なくセイコーマートでコピーしてきました。

 

その際にはさっそく領収書をもらったわけですが、屋号を名乗るのが恥ずかしくてチキりましたwww

 

本名で領収書切ってもらいました。

 

だから、屋号は恥ずかしくないものにしたほうが良いと思うよ!うん!

 

(そこまで恥ずかしい屋号を付けたわけじゃないけど、屋号を名乗るという行為そのものに恥ずかしさを感じるwww)

 

ではでは~