最近はアニメ感想記事に力を入れています。
発端はこの記事からです。図らずも、量産体制がスタートしました。
たくさんの感想記事=たくさんアニメを観た、ということに他なりません。
思ったことが1つあったので書きます。
(引用https://www.pakutaso.com/20160709189post-8352.html)
結論:意外と全部見れる
いちばん思ったことはこれですね。
「あ、意外と全部視聴できるんだ......(驚愕)」って感覚。
「TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-」くらいですよ、切ったの。
まだ2話とか3話とかしか放送してませんけど、たぶんダラダラ見続けると思います。
以前の僕では考えられないことですね。
10年ぶりの多視聴チャレンジ
今期作品をひと通り目を通すってチャレンジ、10年くらい前にやったことがありますがそれっきり。
なんか年取ると、新しいアニメ観る気、失せません?
もう10年もオタクやってると、大体見たいものって決まってくるじゃないですか。
「えっちな話が観たい」⇒「魔法使いtai!」
「かっこいいおじさんが観たい」⇒「椿三十郎(黒澤明)」
「師弟愛を観たい」⇒「カレイドスター」、「白い巨塔(唐沢寿明版)」
「なんか観たい」⇒「リリカルなのはシリーズどれか」
こんな感じで。
だから新しいジャンルを開拓する必要がなくなって、あまり見なくなってしまった。
リアルタイムで追いかけるのが嫌だ
で、あとリアルタイムで追いかけるのが面倒ってのもある。
リアルタイムで追いかけると「次の話が気になって気が散る」ってのが、嫌なんですよね。僕はマルチタスクじゃないから、そういうささなことが日常生活に影響を与えるんです。
懸念していた通り、今は「灼熱の卓球娘」の続きが気になってしょうがないwww
精神が乱れるわボケwww
でも放送終わっちゃった作品をあえて見に行くのもめんどくさい。
リアルタイムで追いかけるのもめんどくさい。
こういうループに入って、結局見なくなったのがこれまでの10年。
やってみると、意外と全部観れるんだなあって思いました。
自分のオタク的発想の変化について
1.好き嫌いしなくなった
10年前は、結構好き嫌いが激しかったのが、あまりそういう傾向がなくなりましたね。
これも気付きです。
「年齢と共に丸くなった」とは言いたくありませんが、社会の荒波に揉まれ、疲れ、挫折し、敗者の道へ……、という20代の経験を経て、なんかアニメに「希望」を見出しましたね。笑
いいよね、アニメって。
優しい世界だから……(遠い目)
2.「リアル」を重視しなくなった
リアルにこだわっていた時期がありました。
でも大体のアニメに気に入らない「非リアル」があって、切っちゃうことが多かった。
今思えば意味不明ですね。
アニメにリアルなんてあるわけねえだろ!と。
最初から最後まで全部フィクションだよバ―――――――カ!!!!!
3.メタファーで観れるようになった
馬鹿馬鹿しい絵面を見せられても、「むむむ!? これは一体何を例えているんだ?」という脳になりました。
僕の中で象徴的なのは「トップをねらえ!」ですね。
冒頭の「ロボットに乗って腕立て」ってシーンがあるんですけど、分かります?
あれ初めて観たときは「非リアル」で「無意味」にしか思えず、それ以上見続けることができなかったことがあります。
ただ、その後、もう一度見たときがあって「あ、そうか。これは『努力』のメタファーか」と思えるようになってから、普通に見れるようになりましたね。
最近だと、「終末のイゼッタ」とかそうじゃないですか?
最終兵器魔女イゼッタでお馴染みの第3話なんて、まさにこれでしょう?
実に馬鹿馬鹿しい戦争の描写ですけど、それだけイゼッタという存在が「すごい」ってことですよね? 「すごい戦い」・「すごい強い」って「概念」を、イゼッタに込めて「あの無双」で表現したわけですよね? だから僕の中で好評だったんです。
つーか、軍事的・戦術的に、本当のリアルな「すごい兵器」とか「すごい戦い方」とか見せられても、分からなくね?
分かるの? 素人のオタクに。ミリオタだってわかるか分かんないもの、分かるわけないじゃん。一般大衆に受けないと商売にならないんだからさ。
だから、いいんだよ。派手で面白けりゃ。
受け手の思いでどうにでも見えるんだ。
【まとめ】僕はアニメを観て「引用できるアニメ」を探してる
こんな自問自答をしました。
「僕はなんでアニメを観てるんだろう」と。
結論として浮かび上がってきたのは「引用できるアニメを探してるから」って説です。
何かを語るとき(だいたいアニメなんだが)に、「このシーンは『(作品タイトル)』だよね(メガネクイッ)」って言いたい(やりたい)んですwww たぶん。
自分は語りたがりなオタクなんだと思います。
僕はアニメブログ界の「岡田斗司夫」になりたいと思ってます。あの人はすごいですよね。次から次に話が出てくる。尊敬というか、憧れ? 僕にとってのそういう存在だね。どうせオタクならあれくらい語れるオタクになりたい。
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偶然ですが上の本を読んで「ああ、やっぱり」と思いました。
たぶんこの方向であってるんだと思います。
こんな記事を書いてみた。
岡田斗司夫さんは、オタク第1世代です。
この世代の特徴は「知識欲」とか「教養主義」です。
何か好きな作品があると網羅的に詳しくなりたい人種。
まさに僕はこれですね。
すげえ詳しくなりたいんです。
これからもたくさんアニメを観たいと思いましたまる。(小並感)
追伸:
僕の中で「スポ根」枠に「灼熱の卓球娘」が入りました。
まだ3話しか放送していませんが、引用に十分耐えうるアニメだと思います。
しかも「R.O.D」の倉田さんが脚本ですからね、すごい期待しています。「かみちゅ!」も神アニメでしたしwww 「バンブーブレード」だって面白かった。原作をいい感じに昇華してくれることを祈ります。