2017年現在、パソコンやスマホはインターネットに接続して使うことが当たり前になりました。
Wi-Fiを使うとスマホのデータ量を消費しないので便利ですよね。
自宅ではWi-Fiルーターを使ってインターネットに接続しているという人も多いと思います。
しかし、ノートパソコンやスマホは定期的に買い替えていても、Wi-Fiルーターはそのまま使い続けていることが多いのではないでしょうか。
実は古いWi-Fiルーターは最新の規格に対応してないことがあり、それが原因でインターネットが遅くなっている場合もあります。
「光回線の切り替え」や「引っ越し」を機にWi-Fiルーターも更新することを強くおすすめします。
そこで今回は、Wi-Fiルーターに不慣れな初心者の方に向けて、おすすめの「Wi-Fiルーター(無線LAN)」を「値段別」に分けて5つ紹介してきます。
買い替えを検討している人も、単純に「速いWi-Fiルーターが欲しい!」という人も参考にしてみてください。
おすすめのWi-Fiルーター(無線LAN)ランキング
※Wi-Fiルーター(無線LAN)は「速度」と「価格」と「付加機能」を重視して選んでいます。
最安値! とにかく安いものを!
WCR-1166DS(バッファロー)
必要最低限の機能さえあればいい、という人ならこれで十分です。
アンテナは内蔵型で、コンパクトなので置き場にも困りません。
最大速度が「866Mbps」とやや貧弱な印象を受けますが、ノートパソコンやスマホ、タブレットの主流は「433~866Mbps」程度の速度なので極端な不足はないと考えます。
◆メリット
- 安い
- コンパクト
◆デメリット
- アンテナが内臓型2本なので電波が弱い
- 付加機能がほとんど無い
- 有線LANが低速
◆スペック
- 価格:4,000円前後
- アンテナ:2本(内部)
- 有線速度(WAN/LAN):100M/100M bps
コスパ最強! ミドルクラス
「安いのが欲しいけど、あまりにも安いのは不安」という人には、このミドルクラスがおすすめです。
Aterm WG1200HS(NECプラットフォームズ)
たとえばこれ。
先に紹介したWCR-1166DSとスペックはほとんど同じですが、WAN/LANの速度が違います。
こちらはLANもWANも共に「1Gbps」です。圧倒的に速いです。
安いのが欲しいけど有線LANが「100Mbps」だと困る、と言う人にはこれが良いです。
◆スペック
- 価格:5,500円前後
- アンテナ:2本(内部)
- 有線速度(WAN/LAN):1G/1G bps
- 中継機能:無し
- 引っ越し機能:無し
Aterm WG1200HP(NECプラットフォームズ)
今度はこれ。
上のAterm WG1200HSと、今度は何が違うのかというと「中継機能」が付いているという点。
「中継機能」が付いているということは、既存の「親機(Wi-Fiルーター)」をそのまま使っても良いということ。
たとえば「いま使ってるルーターは買い替えるほどではないけど、ネットが不安定なときがある」という人向け。
これを1台買って家の中の「電波が弱いところ」に置けば、Wi-Fi環境を強化できます。
もちろんこれを新しいWi-Fiルーターにしてもいいです。
◆スペック
- 価格:6,000円前後
- アンテナ:2本(内部)
- 有線速度(WAN/LAN):1G/1G bps
- 中継機能:あり
- 引っ越し機能:無し
WRS-1166DHP3
上の「中継機能」に、さらに「引っ越し機能」が付いたのがこれ。
「引っ越し機能」があれば、いま使ってる親機から「SSID」や「暗号キー」を引き継げるから、パソコンやスマホの再設定が不要になります。
親機の交換をよりスムーズにおこなうことができます。
「手っ取り早く、新しいWi-Fiルーターに乗り換えたい!」という人にピッタリですね。
◆スペック
- 価格:6,000円前後
- アンテナ:2本(内部)
- 有線速度(WAN/LAN):1G/1G bps
- 中継機能:あり
- 引っ越し機能:あり
最上位クラス! 爆速Wi-Fiルーター
Nighthawk X8 R8500
爆速なインターネットを手に入れるためならカネに糸目はつけない。
快適な環境のためにいくらでも投資するという人におすすめの1台。
11ac規格の中では最上位クラスのWi-Fiルーターです。
付加機能もかなり充実しているので、かゆい所に手が届きます。
大は小を兼ねる。
これが1台あれば不足は無いでしょう。
(※むしろ持て余すハイスペック)
◆メリット
- デュアルコアCPUによる高速処理を実現
- 1733Mbps以上の高速通信が可能
- 付加機能が充実(中継機能・ビームフォーミング・MU-MIMO等)
◆デメリット
- 値段が高い
- Wi-Fiルーターのスペックが高すぎて既存のパソコンやスマホでは、その高速通信を最大限活かしきれない場合がほとんど
◆スペック
- 価格:2万5,000円前後
- アンテナ:4本(外部)
- 有線速度(WAN/LAN):1G/1G bps
まとめ
ひとり暮らしの部屋で使う程度なら、最初に紹介した「WCR-1166DS」で全然問題ないです。
部屋がそれほど広くなければ強い電波は必要ありません。
1階から2階まで届くような強い電波を飛ばす必要が無ければ「内臓アンテナの電波が弱い」はそこまで気にならないと思います。
そこまで高速な通信を求めていないのなら、これで十分でしょう。
ただ、WANやLANが100Mbpsでは足りない場合や付加機能が必要な場合はミドルクラスの中から選ぶ形になると思います。
参考にしてもらえれば幸いです!
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