もえろぐ

在宅ワークで生きているアラサー男のブログ

保守を名乗るなら経済も勉強した方がいい気がした話

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ありがたいことに、これまでの人生において「左翼教師」に出会ったことはない。小中高の先生は普通の先生だった。だから日教組やら北教組の頭おかしい人に変な極左思想を植え付けられることなくすくすくと育った。

 

なんとなく「社会科」の授業が好きだた。特に「ヒトラーという悪いおじさんがなぜ選挙で首相に選ばれたのか」という矛盾を考えるのが小学生ながら好きだった。多分このぐらいから「政治」に興味を持ったんだろう。面白いことに自分の知ってるいちばん昔の総理大臣は小渕恵三氏だ。なぜかその前の橋本龍太郎総理のことは一切覚えていない。平成10年ぐらいが境目だと思う。

 

それと自分はWindows95以降の世界線に生まれているから割と自由な気質もあると思う。アングラ感というか、そういうの。ニコニコ動画全盛期がちょうど青春時代にぶつかったから、なんとなく「左翼・宗教=胡散臭い」という土壌で育った結果、どっちかというと「保守」を自称するようになった。

 

ただ今思えばそれは「体制側(左翼)」に対する「アンチ左翼」な態度としての保守だったから、今の「アンチ自民」一点張りのパヨクと同じように浅はかな態度だったかもしれない。時代が時代なら自分も喜び勇んでゲバ棒で暴れまわっていたかもしれない。そういう危うさを振り返って感じる。でもそのあたりに違和感を持てたのが2chに反面教師とする存在がいたからだ。その人のことは良く知らないが「天皇親政」を目指している人だった。あれが逆に良かった。

 

自分も相手も保守だと思ってたから、最初は「仲間」だと思って議論(日本の政治をを良くするにはどうすればいいか話し合いたい)したんだけど「でも天皇親政にしたら失政のとき天皇に責任が及ぶのでは?」という素朴な疑問に答えてもらえず、逆に攻撃されたことが実にショックだった。

 

この辺が高校3年~大学時代ぐらいの話。「アンチ左翼」としての保守ではなくて、選び取った保守じゃないといけないと思った。その後に意識したのが「経済」の観点だった。

 

ただ最初は経済の視点が無かったから、ポジションが難しかったんだよな。今でこそ思うけど、もっと早く「保守自由主義」や「リフレ派」に触れていればと思った。

 

左翼は論外として、保守派保守でも「頭の悪い保守」ってのもいるんだよな。あと「街宣右翼(ただの迷惑騒音マン)」とか「自称民族主義者(ただのレイシスト)」とか。それとさっき言った「天皇親政」を目指す人も「全体主義者」という面では左翼とさほど変わりはない。この点の発見も道を間違えずに済んだポイントかな。

 

だんだん考えがまとまらなくなってきたのでそろそろ締めたい。まとめたい。結局何を言いたいのかというと「左翼を嫌って保守」って入口は大いに結構なんだけど(自分と同じ)、こじらせた結果「陰謀論」に走ったり、偏狭な懐古主義に陥っちゃだめだぞ。自由主義、資本主義、経済を豊かにする、ゆるやかなインフレをベースに富国強兵をどう考えるかが、たぶん真っ当な「保守」の姿勢。真正保守とでも言おうか。

 

頭の悪い保守みたいに「経済はどうなっても良いから尊皇!」とか言ってたら、国民がついてこないぞってこと。あと反米をこじらせて親露もアカンぞってこと。

 

経済がガタガタになって、景気が悪くなって、世の中の金の巡りが悪くなって人々が困窮すると極端な思想に走ったり、一か八かとんでもない選択を国民がしちゃう可能性があるから、絶対に経済は大事だよってこと。ザイム真理教の増税思想に染まらず減税で景気を良くする保守を目指しなさい。そういうことを過去の自分に言いたいね。