今日、噂のPCR検査を受けてきました。事前に保健所から連絡があって「鼻粘膜式」か「唾液式」か選べます。粘膜ぐりぐりするのはなんか痛そうだったので、唾液式を選びました。
場所が指定されます。非公開の場所なので「絶対に口外してはいけない」と念押しされたうえで、住所や場所、入場の仕方を教わります。車で移動します。
時間指定も細かいです。指定された時間は午前11時15分でした。会場に行くと3つのレーンが用意されています。ホテル療養者送迎レーンが左、真ん中がドライブスルーPCR、右が帰りの車です。真ん中に入ります。
まず止められます。文字が書かれたプレートをフロントガラス越しに見せられます。「窓は指示があるまで開けない」「電話を待て」「読んだら手を挙げて」。僕は手を挙げました。電話がかかってきます。名前の確認と本人確認のため、生年月日を言わされます。OKが出て、係員が誘導します。ちなみに喋ってはいけない、頷いたり、ジェスチャーで意思疎通せよと指示されました。
プレハブ小屋の前にやってきました。本当にマクドナルドのドライブスルー窓口みたいな感じですね。小窓が空いて、唾液採取用のケース?が手渡されます。尿検査の時のプラスチック容器のちょっと太いバージョンって感じかな。唾液入れやすい大きさ。受け取って説明を聞いて頷きます。喋ってはいけません。
説明用紙を渡されます。唾液の取り方が書いてあります。だいたい2.5CC?とか?よく分からんけど、この黒い線まで唾液入れてねって書いてあります。ちなみに泡が多いと検査できないからちゃんと取ってねって書いてある。老人とか子供はこの微調整難しそう。無理やりツバ入れようとしたら泡だらけになりそうだもん。
誘導されていったん小窓を離れ、駐車場に停車。ひたすら唾液を垂れ流して容器に溜めます。係員がプラカードを提示。すっぱいものを思い浮かべると唾液が出やすくなります、とか書いてある。ご丁寧にレモンとか梅干しの写真入り。ふーん、すっぱそうじゃん。
唾液採取完了。説明書を読むと「終わったら右ウィンカーで知らせよ」と書いてあります。右ウインカーを挙げます。前にいた係員が気付いて、誘導してくれます。ユーターンしてさっきのプレハブ小屋の反対側の小窓へ。
ちょっと待たされて、小窓が空く。容器入れ(理科室の試験管立てるやつ)を差し出され、そこに容器を置く。もちろん一切喋ってはいけない。看護師が量をチェックしてOKサイン。僕は会釈をして、会場を後にしました。
結果は明日出る予定。陰性であることを祈るが…… 果たして……
とりあえず「バイ菌扱い」「ゾンビ扱い」なので、悲しい気持ちになりました。コロナ差別はあると思います。医療従事者をバイ菌扱いするヤツは許されないと思いました。
でもドライブスルーだから便利かもしれない。簡単だったし痛くも痒くもない。しかも公費。無料。まあ嬉しくもなんともないけどさ。