もえろぐ

在宅ワークで生きているアラサー男のブログ

情報と商売について/「タダでくれ」は罪なのか

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某著名人が某評論家のことを「ビジネス保守」と揶揄していた。理由は推測するに、前者が運営する「無料コミュニティ」内において、後者が「自身の運営する有料コミュニティ」をしきりに宣伝していたからだろう。

 

気持ちは分かる。前者の立場に立てば「なんだこいつ」って思うかもしれない。

 

僕も確かに有料コミュニティやら、有料サロンやらをしきりにしつこく宣伝している人はあまり好きではない。嫌儲である。

 

特に「ここから先は有料メルマガへどうぞ」みたいな形式は一番嫌いだ。「ここまでは無料だけど、続きは有料です」ってやつ。最初からそう予告されていれば不快感は少ない。というかそういう事が分かっていれば最初から見ねえよ。だって最初から結論が分からないってことじゃん。

 

ムカつくのは予告が無い場合。これはギルティ。CMを挟みまくって引っ張った割にはしょうもないオチだった時のバラエティ番組みたいなもん。

 

サムネに興味を惹かれて、タイトルに興味を惹かれてふとした気持ちで見てみたら、最後の最後で肝心なところを話さないパターン。続きはこちら形式。一番イラっとするやつ。あとYouTubeでいえば、広告を打ちまくってる言論人。なんだろう、感覚的にそういう宣伝されるとすごく嫌だ。売ってるもの、買いたくなくなる。そういうやつらをたとえば「ビジネス保守」と揶揄したくなる気持ちも分かる。

 

でも一方で、ビジネス保守ではない「聖人保守」なる存在はありうるのだろうか?とも思ってしまう。

 

ビジネスではない保守。それが何者を意味するのかは分からない。正しいビジネスと悪しきビジネスって、何が両者を分けるのだろうね。

 

さっきの人物で言えば、前者だって書籍を書いている。YouTubeで広告収益を得ている。それはビジネスではないのだろうか? 君も保守語って儲けてるじゃん。何が違うのかよくわからなくなることがある。

 

聖人か悪人か問わず、保守語り・論客として食ってるならそれって「ビジネス保守」なのではないか。貴重な情報、有益な情報にお金を払うというのは当たり前なのでは?聖人保守は霞を食って生きているのか?

 

なんだかそんな気持ちになってきて、すごく困った。

 

もちろんやり方の問題かもしれない。本を書いて売る。これはOK、という線引きも可能か。でも他人のコミュニティ内で自分の広告打ちまくるのはNG、って言いたい気持ちは分かる。静かなビジネスと目障りなビジネス。そういう分け方なんだろうか。感じ方だよな、ぶっちゃけ。保守で儲けるなというより、儲けてもいいけどほどほどにね、ということか。でも、儲けたいのにほどほどってのも目障りな横槍だよなwww やかましいわってセルフツッコミしたくなる。年齢マウント取ってくるジジイみたいな感じがあるわ。昭和かよwww 平成かよwww

 

僕も「ビジネス保守は腹を切って死ぬべきである」と思いつつ、「ビジネス保守でない者だけが石を投げよ」と言われたとき果たして石を投げられるかどうか、怪しいと思ってしまう。

 

君は?石投げる自信ある?