もう誰も覚えてないかもしれないですけど、3年前に『灼熱の卓球娘』ってアニメが放送されてました。
このアニメ、サントラがすごくいいんですよ。未だにサントラ聞いてるんだよね。アフィカス記事を作成するときに聞いてること多いけど、作業用になかなかフィットする音源。すごくテンション上がります。いい音作ってくれたよこのアニメは。(お気に入りは『Smile@wind』だね。あがりちゃんがめちゃくちゃにされるシーンと合わせて、ドキドキする~~~~!!!wwwwww)
そんな感じで今日も聞いてたらアニメのエピソードを思い出しちゃって、ついつい全話見ちゃいました。初めは3話まで見るつもりだったんだけど(3話が実は一番面白かったりする)、作りが上手いんだよな。ついついもう1話、あともう1話ってやってたら全部見ちゃった結局。やっぱりいいですね卓球娘。マーケットにはどうやら受け入れられなかったみたいですが、僕にはぶっ刺さりました。最高です。
『灼熱の卓球娘』を不本意ながら全話見直してしまった
— コモリヤスハル (@yass_cample) September 19, 2019
覚えているだろうか、3年前の秋アニメだ
最終回がイマイチなのは残念だけど、とにかく1話から3話までの流れがここ最近のアニメではベスト。最高に熱くて好き
自分より卓球うまい人に対する「嫉妬」が、あの萌え絵とのギャップで引き立つ pic.twitter.com/Vm6GlTsDJt
まさか漫画打ち切りになるとは思わなかったな
— コモリヤスハル (@yass_cample) September 19, 2019
放送当時コミックスが4巻まで出てて、2巻までをアニメ化した
ところが7巻で打ち切り
第2期は絶対に無い
面白いと思ったんだけど、マーケットには受け入れられなかったみたい。悲しい
個人的にはここ3年間で1、2を争う面白いアニメです。ゾンサガより、よりもいより、面白いと思ってる。何が面白いって萌えアニメの絵柄で割とどす黒い感情を扱うエピソードがある――というより、まあほとんど「あがりちゃん」のことなんですけど――エグい「嫉妬」を描いてすごく楽しいのよこれ。自分は一生懸命頑張って卓球うまくなったのに、ぽっと出の転校生(しかも天才型だからしれっと上手いプレイしやがる)が後輩たちからチヤホヤされてたらムカつくじゃん。相手は純粋無垢な女の子でも、嫌いになるじゃん? 自然と避けたくなるじゃん? でもそういう自分も見にくくてイヤになるじゃん? そういう他者に対する憎悪、そして憎む気持ちを憎む気持ち、憎んでいる自分に気づく悲しさ。そういうものがいっぱい詰まってるんだこのアニメには(第1話から第3話)。で、負けるんだよ。弱いから。天才には勝てない。世知辛いんだ。モンスターズユニバーシティで結論出てるけど、秀才は天才に勝てない。あがりちゃんはこよりちゃんに勝てない。努力型は天才肌に負けるんだよ。悲しいんだこれが。でもそれがあったからこそ一段階、二段階上の技を習得して、もっともっと努力して、その転校生と一緒に、より大きな目標に向かっていくきっかけになるんだよこの第3話までが。そう言う話。いつ見ても何度見ても良いなって思う。
さて。そう言えば3年前って僕がブログを書き始めたぐらいの時期なんだよねー。初期のアクセスを支えてくれたのは、だいたいアニメ感想。非常に思い入れの深いアニメでもあります。
ふと過去記事を自分で読み直したら、まあいろいろひどい。内容が一番ひどいね。我ながら気持ち悪いなって思いましたwww
でもだいたい思うことは3年前も、今も同じだったんだよね。これは意外。すごいなあ。あまり感想変わってないんだよ、自分の中で。やっぱりこういう、変わらず好きでいられるアニメって大事だと思う。なんか。
そういう話しをして今日は終わろうと思う。みんなも好きなアニメ、漫画、小説は大切にしてくれ!