特に自分が始める予定はないけど「確定拠出年金」について、ざっくり押えておきたい人向けの記事です。
「イデコって最近よく聞くなあ。でも分かんないや。オレ馬鹿だし」って人のために、分かりやすく5分で説明します。
5分間だけよろしいですか?
確定拠出「年金」なんだから、要は「年金」だ
漢字から意味を覚えちゃいましょう!
「確定拠出年金」=「確定」した「拠出」の「年金」
どういう意味かというと、
「確定」=決まっている。
↓
何が?
↓
「拠出するおカネ」が。
↓
「拠出」ってなに?
↓
「お金を積み立てる」ってこと。
↓
「積み立てる」ってなに?
↓
「少しずつコツコツとお金を使っていく」ってこと。
↓
何に使うって?
↓
「年金」として。
↓
何が?
↓
「拠出するおカネ」が。
↓
「拠出」ってなに?
↓
「お金を積み立てる」ってこと。
↓
「積み立てる」ってなに?
↓
「少しずつコツコツとお金を使っていく」ってこと。
↓
何に使うって?
↓
「年金」として。
Did you understand?
お分かりいただけただろうか。
つまり「確定拠出年金」とは、「確定」した「拠出」の「年金」ってこと。
その意味は「あらかじめ決めておいた額を少しずつ積み立てながら年金にする」ってことです。
「確定拠出年金」って何だっけ? とド忘れしたら、漢字から意味を思い出してくださいね。
以下Q&Aで、ざっくりと。
イデコ(iDeCo)って何?
確定拠出年金の「愛称(ニックネーム)」です。
「(個人型)確定拠出年金」の英語表記『individual-type Defined Contribution pension plan』からネーミングしています。
普通の年金とイデコって何が違うの?
「自分で運用する」ってところが大きく違います。
確定拠出年金は、自分で運用しなければなりません。
- 積み立てた掛け金をどこの金融機関に預けるのか。
- どんな株や投資信託を利用するのか。
- そもそも掛け金はいくらに設定するのか。
そして、
気持ちが変わったら掛け金を変えることもできます。
また、商品(株とか投資信託とか)も変えられます。
また、商品(株とか投資信託とか)も変えられます。
うっわ、めんどくさ。何かいいことあるわけ?
税金が安くなります。
「確定拠出年金」という制度は、税制面でかなり優遇(税金を安く)されながら、個人がお金を運用していくしくみです。
掛け金を払う時も、運用している間の儲けも、老後にお金を引き出しても、どの時点でも税金が安く済みます。
要は、貯金箱にお金を入れるときも、お金が入っている間も、お金を取り出すときも国が税金をかけずに見逃してくれるってこと。
でもめんどくさい。
そうだね。(ニッコリ)
しかもこの「貯金箱」、60歳になるまで開けられないしね......。(白目)
(確定拠出年金は、途中で解約して掛け金を返してもらうことは原則できません。60歳まで使えません。あくまで「年金」なので)
でも「年金がヤバい」ってことは、薄々感じ取っているよね?
国が「こういうしくみ」を用意した時点で、お察しでしょ?
国が「こういうしくみ」を用意した時点で、お察しでしょ?
自分で何とかしてくれってこと。
べつに「確定拠出年金」じゃなくてもいいんだけどさ。備えろってこと。
べつに「確定拠出年金」じゃなくてもいいんだけどさ。備えろってこと。
悲しいね。終焉の日は近づいているんだよ……。
まとめ
- 確定拠出年金とは、現役時代から60歳になるまで「自分で運用する年金」のことである。
- 確定拠出年金のメリットは「税制面の優遇」である。
- 「年金」は将来的に縮んでいくから、老後は自分で何とかする必要がある。