もえろぐ

在宅ワークで生きているアラサー男のブログ

アニメ映画『聲の形(こえのかたち)』感想/転校生が障害者で最初は温かく受け入れたものの……

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観る前から「感動ポルノ乙!」と決めつけ、まったく見る気が無かった『聲の形(こえのかたち)』
 
しかし、矢澤先輩から「冷笑主義は何も生みださないんやで?(遠い目)」と啓蒙されたので態度を一変して観てみることにしました。
 
結論から言うと「結構おもしろかった」です。さすが矢澤先輩!パネェっす!マジ!

 

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どんなお話なの?(いじめ加害者の贖罪)

 
聴覚障害を持っている女の子転校してくるんですよね、小学校に。補聴器も付けてる。

で、最初はみんな優しく接してたんだけど段々めんどくさくなってくるのね。ほら、いろいろ配慮しなきゃいけないじゃん?
 
つーことで
みんなでいじめることにするのねwwwwwwwwwwwwwwwwww
 
主人公の石田少年は、スクールカーストが上の方のクソガキ。まあクラスに1人はいるであろう「やんちゃ」なやつ。

べつに根っからのいじめっ子ってわけでもないんだけど、やっぱ所詮は男子小学生ですからね。調子に乗って軽いノリで、その女の子をからかう。
 
そして、そのからかいが段々エスカレートしていつの間にかいじめになっていた。クラスの中でももっとも目立ったいじめをしていた。
 
しかも女の子にケガまでさせちゃうんだな。

結局女の子は転校してしまうわけだけど、そのことがきっかけで今度は石田少年がいじめの対象になってしまう。

以来、暗い暗~い、中学高校時代に突入することになるんだ。
そして、高校3年生になった石田君は例の女の子と再会する。

何かと理由を付けて女の子に会いに行くわけだけど、目的は「贖罪」だよね。
「その節は、どうもすいませんでした」ってことだね要するに。

ちゃんと謝りたかったんだよ。
 
一方の女の子はぐう聖。
高校生になった女の子=西宮さんは、全然恨んでいなかった。

むしろ石田君が手話で話しかけたことに驚いていたくらい。
「すごいそれ手話じゃん! どこで覚えたの!?」みたいな。
 
西宮さんは、天使だったってことだようん。
 

まず「開始10分間」に耐えらえるかどうかだと思う

 
あらすじはざっくり言うと上のような感じかな。
すげえ雑だけど大体合ってると思うよ。
 
何よりも伝えたいのは(ちょっと注目するところがおかしいのかもしれないけど)開始10分間だと思うなあ。
 
開始10分がものすごくツラい。
胃が痛くなるよ。
 
これが2時間も続くのか…… 地獄じゃん……。って思いました。
 
方向性は違うけど、小学生の頃「好きな女の子の気を引くためにあえてからかっていた」経験に身に覚えがある男子なら共感できる内容だと思うなあ。
 
善意が反転していく様子。
あれ恐いなーwwwwwwwwwww 恐いな……。
 
ほんと子供社会は大人社会の鏡だよね。
人間社会のもっともどす黒い部分を濃縮還元してるわ。
 
最初はあんなに好意的に親切にしていたのに、あそこまで雑になっていくとは……。
なんか、まじスミマセンって感じ。ツラい。辛すぎる。
 
とにかく10分見れるかどうかですね。

僕は正直もう見るのやめようかと思うくらいでした。ははは(乾いた笑い)
あまりにもリアリティありすぎて地上波じゃ流せないレベル。
 
  • 西宮さんは(聴覚障害のため)音程を合わせられないから、今年の合唱コンクールは「負け確定」→モチベーションだだ下がり
  • 西宮さんの教科書の音読はひどいもんなのに、どうして自分のときだけ先生に怒られなきゃいけないの?→不公平感の蔓延
  • 先生「みなさ~ん、手話を覚えましょうか。西宮さんは筆談よりも手話のほうが楽なんですよ~(ニッコリ)」→生徒ら「は? うちらは筆談の方が楽なんですけど(キレギミ)」
  • 生徒「私は手話覚えます!(小さな勇気)」→生徒ら「んんw ポイント稼ぎかな?w つーか、お前服ダサくね?www(暗黒微笑)」
 
辛すぎィ!
 
僕は目を閉じ、耳をふさぎ、机に伏せることにした。
 

まとめ

 
ごめんなさい。
ここまで書いといて、なんだかまた辛い気持ちになってきましたwww
落ち着いたらまた追記しておこうと思います。すんません。
 
とりあえず、結絃はもらっていきますよってことだけ申し上げておきます。