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在宅ワークで生きているアラサー男のブログ

1億円をつくるために必要な「時間」、そして「運用」を考えてみた

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去年買ったっきり、本当にほったらかしていた「イオン株」。
 

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それが先日思わぬ時期に「配当金」を受け取り、ウッハウハ。
配当金そのものは「1,500円(税引き前)」と僅かなものでしたが、株式投資熱が再燃してきたのは事実です。
 
「配当金で暮らす」
 
そんな夢みたいな生活を手に入れるにはどれくらいの「時間」と「努力」が必要なのか、自分なりに考えてみました。

 

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1億円×3%=300万円

 
生活を切り詰めると、僕は年間300万円もあれば生きていけます。
直近2年くらい家計簿を付けてみて分かったことです。
 
年収300万円程度だとそんなにリッチな暮らしは出来ません。しかし、死にもしません。
死ぬまでそのくらいの金額を毎年もらい続けることが出来れば、それなりに幸せな毎日を送り、最期は天寿を全うできる気がします。
 
あと、足りないならバイトでもなんでもすればいいわけです。
「年間300万円受け取れる」ということは、「毎月25万円もらえる」と同じ意味です。
それでも足りないなら働けばよろしい。
 
そういうわけで目標を、

「毎年300万円の配当金を受け取る」
 
と設定して色々計算してみましょう。
(税金のややこしい話は抜きにして、軽い気持ちで考えてみますね)
 

貯金を切り崩して細々と暮らす

 
本題の前にふと考えてみたのですが、配当金ではなく単純に「貯金を切り崩していく」という方法を選んだ場合はどうでしょうか。

毎月必要な金額「25万円」を銀行口座から、チマチマチマチマ引き下ろすのです。
 
銀行口座にはいくらあればよいでしょうか?
 
僕はいま26歳なので、
 
300万円(年間)×54年(80歳まで生きる)=1億6,200万円
 
が必要という計算結果になります。
 
1億6,200万円。
 
これは大金です。
ジャンボ宝くじを当てない限りそんな金額のお金、ポンと手に入らないでしょう。
(合法的な方法では……)
 
しかも「宝くじ当てた」と言っても1等ドンピシャの「5億」じゃないと足りない。
1等前後賞の「1億」ですら、若干足りないわけです。(年間180万円ほどでは暮らせない)
 

貯金をコツコツと積み上げる

 
逆に考えて、これから毎月25万円ずつ貯金したとしても、必要な1億6千万円貯めるためには「54年」かかるわけです。

今から始められたとしても終わるのが80歳になった年のこと。
 
やりきった満足感の中で、恍惚な表情を浮かべながら昇天するのも悪くないですが、
残念ながらカネはあの世まで持って行けません。これは無しでしょう。
 
あと、銀行口座はペイオフにより「1,000万円」までしか保証してくれません。
仮に何かの間違いで銀行が潰れた場合、そこで飢え死にが確定します。
 
銀行口座を10個以上持つなんて、ちょっと嫌ですねえ。
 

コツコツと運用して1億をつくる

 
「お金」と「時間」は交換できます。
 
いまお金がない人間としては「時間」をお金に換えるしかないでしょう。
 
だいぶ年を取った気がしますが一応、20代。
元気なじいちゃん・ばあちゃんたちには負けていられません
 
「時間」をお金に換えて、1億6,200万円をつくりましょう。
 
※逆に「今すぐお金が欲しい」という「時間」が無い人は、結局「お金」を手に入れる際に「お金」を取られます。「時間」と「お金」を交換したってことですね。
 

「複利」の力を利用する作戦

 
たとえば毎月5万円を積み立てつつ、3%で60歳まで(34年間)運用していくとするとどうなるでしょう。
 
「3,539万円」になります。
 
ただ貯金していくだけでは「2,040万円」にしかならないので、ちょっと増えています。複利の力、恐るべし。
 
では同様に、1億円を超えるまで運用していくとどうなるでしょうか。
60年間かかります。
 
1億円が出来たとき、僕は御年86歳。
 
う~ん、棺桶の中やんけ!
つーか6年前に火葬されとるやんけ!!!
 
アカン。
せめて60歳までには、悠々自適な「配当金生活」を開始したいのだ。

とすると、運用年月の「34年間」は変えられない。
したがって、運用効率を変えねばなるまい。

「毎月5万円の積み立てを34年間」はそのままに、利率をいじっていくと……
 
5%=5,340万円
7%=8,340万円
8%=1億530万円
 
8%もあればなんとか可能という結論を得た。
でも、8%も成長する株式なんてあるのかしら? 無いだろうなあ。
 
そんな商品あったらみんな買ってるだろうし、あるとすればそれは詐欺だ。
 
じゃあ「毎月10万円」にしてみよう。
「毎月5万円」は少な過ぎた。
 
「毎月10万円の積み立てを34年間」、「5%」で運用していくと……
 
5%=1億600万円
 
ほう。
「毎月10万円」を「5%」で「34年間」運用すればいいわけだ。
 
完遂した暁には、60歳からの「配当金生活」が待っている、と。
なるほどね。
 
※ちなみに、毎月10万円を「3%」で運用すると、1億円突破まで「42年間」かかります。
26歳+42年=68歳か。もう70近い。こりゃあ健康寿命が切れかかってる気がする。
ベットで寝たきり生活かもしれないし。
 

まとめ

 
いま現在26歳の人は、

「毎月10万円」を「5%」で「34年間」運用すると、60歳までに「1億円」つくれます。
 
60歳になったとき手元には「1億円」の資産があるはずなので、そのまま少なくとも年3%で運用し続けることができれば、毎年「300万円」の配当金が手元に入ってきます。
 
まさに不労所得!
 
そして欲を出して5%での運用に成功すれば、毎年「500万円」です。
月40万円!
 
これはなかなか魅力的。
 
いま年収300万円の人でも、毎月の給料「25万円」のうち「10万円」を投資に回せば、悠々自適な老後が送れます。
 
いい夢見ようぜ。
 

追伸:

 
僕の友達は「生涯独身」を覚悟している。
 
その友達は上のような計画をガチで実践している。
徹底的に生活を切り詰め、10万円を無心に投資に回しているのだ。
 
しかも万全を期して、FPにも相談した上での資産運用。これはガチですわ。
 
ぼく、焦る。(震え声)