久しぶりに胸糞映画見たくて、ミスト見直した。やはりいい。不条理で胸糞なラストだった。
それはそれとして、自分の中の解像度が変わって、カーモディさんの頭のおかしさに対する相対評価が変化していく様子が面白かった。つまり、事件発生前までは「頭のおかしい人」ってことで誰もカーモディの話を聞かなかったけど、事件後も一貫して頭のおかしい適当なことを言い続けていたら、導かれる人とか、救いを求める人が現れるのがめっちゃ面白い。
これ、現代にもいるよね。陰謀論者の人、そのまんま。すごいわこの映画。普段は頭のおかしい人って扱いで、少数派なんだけど、社会が大混乱する事件が起こるとこの頭のおかしい人についていこうとするアホが現れるんだよね。怖いわ… (なお、自分も気付いたらそのアホに含まれている可能性もあり得るし、自分でそれに気付けないところがなお恐ろしい)