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花粉症対策|花粉が飛ぶ前にすること&花粉が飛び始めてからすること

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春になると必ず悩まされるのが花粉症。
くしゃみ、鼻水、咳、倦怠感、集中力の低下などなど大変なことになります。
僕も大学時代に花粉症を発症して以来、暖かくなってくると毎年憂鬱な気分です。

 

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花粉症の原因とメカニズム

 

花粉症の原因は、樹木や草、花が空気中に飛ばす花粉です。
樹木であればスギやヒノキ、草花であればイネ、ブタクサ、ヨモギなど約60種類の植物がアレルゲンとなる花粉を飛ばしています。

 

3月から4月にかけての花粉症は主に樹木系とイネ花粉が原因で、9月にピークになるのはイネ以外の草花系の花粉が原因です。

 

北海道の場合は、5月にシラカバ花粉の飛散がピークになるのでこの時期に調子が悪くなる人はシラカバが原因かもしれません。

 

花粉症のメカニズムについては実はまだ明らかになっていない部分もあります。
今わかっている限りでは、ヒトの免疫機能の異常が関係していると言われています。

 

花粉は鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、喉の痛みなど様々な症状を引き起こします。
これが花粉症です。

 

花粉症予防は「生活習慣」の見直しから

 

花粉症の発症や症状を悪化させないためには、免疫機能を正常に保つ必要があります。


普段から規則正しく、身体に負担のかからない生活習慣を意識しましょう。
具体的には例えば以下のような心がけが必要です。

 

  • 睡眠をよくとる
  • 規則正しい起床時間
  • 朝食を食べる
  • 偏食は避け、バランスの良い食事を心がける
  • 適度な運動をする

 

また、鼻や喉の粘膜が弱っていると免疫機能に悪い影響を与えます。
粘膜に気遣う生活も必要と言えます。

 

  • 風邪をひかないようにする(防寒対策、手洗いうがい)
  • タバコを吸わない
  • 過度な飲酒を避ける

 

早めの治療で症状を軽くする

 

花粉症の重症化が予想される場合は、医学的な治療もひとつの手です。

 

例えば「初期療法」と呼ばれる治療があります。

 

これは花粉が飛び始める前から「抗ヒスタミン薬」などの薬を服用する予防法です。
インフルエンザの予防接種をイメージすると分かりやすいかもしれません。

 

完全に花粉症の症状を抑えることは残念ながら難しいようですが、症状をかなり軽減できるとされています。

 

そして花粉症の症状が出始めてから治療するより、予防的な治療をあらかじめ施しておくことで、症状が治まる期間が短くなると言われています。

 

ただし、このような医学的な根拠に基づいた予防法・治療法は医師の診断が必要です。
自分の勝手な判断で薬を飲み始めたりしてはいけません。

 

花粉症の症状は人それぞれ違っていることが普通なので、自分で判断せず医師と相談の上で最も自分に合った方法を選択していくことが必要です。

 

花粉が飛び始めたら花粉を徹底排除する

 

花粉が飛び始めてからは、いかに「体内に花粉が侵入するのを防ぐか」が症状を軽くする決め手になります。

 

また、今は花粉症ではない場合でも突如発症することがあります。
花粉が飛ぶ時期に花粉症対策をすることで症状の発症を防ぐことができます。

 

外出を極力避ける

 

当たり前ですが、花粉は樹木、草花が生えている外に飛んでいます。
外出を避け、比較的花粉量の少ない室内で過ごすことが1番の対策になります。
不要不急の外出は避けましょう。

 

マスクの着用

 

何と言っても花粉症対策の要は「マスク」です。

 

マスクをするとマスクが花粉を物理的にシャットアウトしてくれます。
一説によると、マスクをすることでヒトが吸いこむ花粉の量が6分の1~3分の1程度まで軽減されると言われています。

 

マスクのサイズや形が合っていないと隙間から当然のごとく花粉が侵入してしまうので、顔にフィットしたマスクを選ぶことが必要です。気をつけましょう。

 

ちなみに、鼻の形に合わせてマスクを顔にぴったりと着用すると、花粉も吸い込まず眼鏡も曇らず一石二鳥です。お試しあれ。

 

昔と違ってサイズ、形、材質はもちろんデザイン性も優れたマスクが多数登場しているので、使いやすくおしゃれでかわいい(かっこいい)マスクを選んでください。

 

メガネの着用

 

大げさのように見えて、馬鹿に出来ないのがメガネです。

 

メガネをすると風に乗った花粉が目に付着することを防ぎます。
花粉症対策用メガネはちょっと……と思うなら、伊達メガネでも一定の効果があります。

 

要注意なのは、普段コンタクトレンズやカラコンを使っている人です。
特にこの時期はコンタクトレンズに花粉が付着しやすいので、衛生面に気をつけていないと余計に花粉症を悪化させてしまいます。

 

また、普段はなんでもないコンタクトレンズの刺激が目の網膜に悪影響を与え、花粉によるアレルギー性網膜炎にかかってしまうこともあります。

 

心配ならこの時期だけ眼鏡に替えることも検討してみてください。

 

花粉が付着しにくい服装

 

ウールが使われている衣類は花粉が付着しやすいです。
綿やポリエステルなどが使われている服装を意識し、花粉を家の中に持ち込まないようにしましょう。

 

また、頭髪や顔は花粉が付きやすい場所です。
帽子をかぶるなどして花粉の付着を避けましょう。

 

花粉を家の中に持ち込まない

 

帰宅したら、まず玄関に入る前に衣類についた花粉を払い落しましょう。
花粉を室内に持ち込まないことが第一です。

 

うがいと洗顔

 

マスクやメガネをしていても、花粉が喉や顔に付着してしまうことは完全には防げません。なので、帰ったらまずうがいをして喉の花粉を落とします。

 

鼻うがいや目を洗うことも効果的ですが、粘膜を傷つけないように注意しましょう。
(人肌に温めたぬるま湯や温かい生理食塩水を使いましょう)

 

窓を開けるなら小さく、時間は短く

 

花粉が飛んでいる時期はできるだけ窓を開けないことに越したことはありません。

 

しかし、どうしても換気が必要な場合は窓を小さく開けるようにしましょう。
花粉は風に乗って飛んでくるので、窓を小さく開けることで物理的に花粉が入ってきにくくできます。

 

また、換気する時間も限定するようにすると、花粉が入ってくるのを防ぐことができます。

 

こまめな掃除を

 

今まで挙げたようなすべての対策を施していても、室内に入る花粉をゼロにすることはできません。

 

ホコリなどに混ざって花粉は室内に残り続けます。
こまめに掃除をすることで室内に残る花粉を出来るだけ減らし、花粉症の症状を引き起こす物質を排除するよう心がけましょう。

 

まとめ

 

花粉症は、空気中に飛んでいる花粉が引き起こす症状です。

 

花粉は目に見えない脅威ですが、物理的に花粉を身体から遠ざけることは可能です。
上に挙げた対策を一つでも施すことで花粉症の症状を軽くしたり、抑えたりすることができます。

 

普段の生活を見直して、花粉症を撃退しましょう。