なんかクロネコ屋さんがすげえ大事なことをサラリと書いていたから、忘れないようにメモっておく。
個人なら「ニッチな文章」が狙い目
誰でも思いつくようなワードの組み合わせで狙っちゃ駄目。競合が多いしキーワードツールで新規もワサワサ来るから。疲れて朦朧とした頭で、自分の願望をついついGoogleに叩き込んでしまう――そんなワードを狙えばライバルも少ないしCV出来る。短いワードじゃないよ。文章に近い。これ以上は言えない
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2017年11月14日
ビッグワードの話ですね。
アフィリエイト界では常識の「レッドオーシャン」ってやつ。
検索数が多くて、儲かってるジャンルの1語、2語の組み合わせがそれだよね。
ぶっちゃけ検索上位の記事はお互いにお互いをパクりまくってるから、相互確証破壊を超えちゃってる核戦争みたいなもん。つまりは死。個人が参入したら即死です。
で、キープラを始めとしたツールを駆使すれば、検索数がある程度多いワードは根こそぎ分かっちゃうってのがいまの状態。
もうこうなると「札束で殴り合い」に等しい。(資本力の勝負=金持ちの勝ち)
そこで生き残り戦略!
ポイントは「切り口」のバリエーション。
キーワードの広さってやつ。
起業やメディア運営業と名乗るキュレーション軍団は、とにかく最短を狙ってくる。最短で収益化出来そうなミドルを集中砲火。だから個人がすぐ思いつきそうなミドルワードを狙っても企業群との戦いになる。けど検索するワードって想像以上に広い。単語でなく文章にしたらまだまだ広い。これが生き残る道
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2017年11月14日
※おそらく「起業」=「企業」の誤字と思われます 。
んー、説明しにくいな。とにかく人って想像以上にアホな文章、切羽詰まってる時は特にあり得ない文章で検索したりするから、それを見つける事が出来れば月1件~2件ゲット出来る記事の完成。それを積み重ねていくのが個人の王道だと思う。テールというよりニッチ狙い。ここまで侵食されたらキツいが…
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2017年11月14日
テールよりもさらにターゲットをピンポイントに絞った「ニッチ」狙い。
ニッチワードの良い所は、頭の良い人は思いつかないから(検索する人の頭が悪すぎてor検索文章が具体的過ぎて)キュレーション群があまり攻めてこない所。そしてキーワードツールでも抽出出来ないからバレにくい。ハズレの記事も混ざってるから、企業がパクるのは効率悪すぎるからね。
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2017年11月14日
あまりにも検索数が少ないから「キーワードツール」に挙がらない。
ということは、ライバルも見つける可能性が低い。ウマー
債務整理のメディアを東大インターンが運営してたけど、おめえ実際に借金してクビ回らなくなって倒産して迷惑かけるくらいなら首くくるか…ってなった事あるの?その人の気持ち分かるの?って事。そこが企業やメディア群の弱点。見た目キレイに誰でも調べりゃ分かる情報整理してるだけじゃ見抜けないよ
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2017年11月14日
債務整理なら「債務整理 やり方」「債務整理 値段」とかで検索すると頭の良い人はイメージする。実際は「借金を合法でチャラにする方法」「パチンコで借金100万 踏み倒し」「夫に内緒でFX 損失どうすればいい」とかで検索されてる…みたいなイメージです!
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2017年11月14日
「債務整理 やり方」とか「債務整理 値段」とかは、いわゆる「サジェストワード」だよね。
キープラとか無料のツールでいくらでもぶっこ抜ける。
それでいてこのワードでCVすればお金になるから、ライバルがひしめき合っているというわけ。
一方で「借金を合法でチャラにする方法」とか「パチンコで借金100万 踏み倒し」とか「夫に内緒でFX 損失どうすればいい」ってワードは、まず「長い」から検索数が少ない。
でも、困っていることは先のワードと一緒だから解決策は同じで良い。
しかも、検索数が少ないということは簡単にはライバルが見抜けない。
少なくとも、サジェストサイト作っている新規とか効率性を高めたい企業は、なかなか攻めてこない領域。つまり、ブルーオーシャンってこと。
これを狙えというわけですな。
雑記ブログでも応用できると思う。
個人的な体験記事がロングセラーになったりするじゃん。
その理由ってこれだよね。
「こんなこと(幸でも不幸でも)、世界中探しても俺ぐらいしか経験してねーんじゃねーの?www」
みたいなことを文字にしてWeb空間に置いておくと、意外とちまちまアクセス稼いでくれるわけですわ。
超ニッチな記事であっても、1人以上のニッチな需要が常にあれば読まれ続けるってこと。
そういうときって大体タイトルも「単語の組み合わせ(=いかにもなSEO対策)」じゃなくて、「文章みたいにピンポイントなタイトル(ターゲットがめっちゃ狭い)」だったりするよね。
タイトルのつけ方さえ間違わなければ、似たような検索の仕方で検索され続ける限り1位は揺るぎないのです。
具体例:カードローン(?)に使えるかも
いつだったか、僕も似たような発見をしたことがあるんです。
自分のTwitterでつぶやいたような気もするのですが、過去ログが見つからなかったので改めて書きますね。
クロネコ屋さんが言わんとしていることは、僕の解釈ではこういうことだと思っています。具体例としては、こんな感じのワードかと。
- 金 が ない
- お金 が いる
- お金 が ない っ
- マジ で お金 が ない
- お金 なさ すぎ
- お金 を 作る に は
- お金 が ありません
- お金 増やす に は
- お金 が ない と
- まとまっ た お金
- お金 が なさ すぎる
- 金 ない
- 働い て も お金 が ない
- お金 が ない 死に たい
- お金 が ない 人生
- お金 が なく て し に たい
- マジ で 金 が ない
- お金 を 増やす に は
- 金 が ない 死に たい
- 金 なさ すぎ
- 金 が なさ すぎる
- お金 ください
- お金 なさ すぎる
- お金 ない 死に たい
- お金 が なさ すぎ て
- お金 ない よ
キープラでぶっこ抜いてみました。笑
見て分かる通り1つ1つが長いですよね。こんなイメージなんですよ「欲望」とか「悩み」に忠実なワードって。
「単語×単語」がSEOの王道ですが、これはかなり「文章」寄り。
こういう検索をする人は「頭が悪い」というよりは、まず検索窓に何を打ち込むか、どんな言葉が思いつきやすいかってことだと思う。
多分このワードで出てくるページに「債務整理」とか「カードローン」って単語が出てきて初めて「あ、こういう単語で調べればいいんだ」ってなって、改めて検索し直すわけですよ。
で、その検索し直しをさせないようにするのが「アフィリエイト」ですね。
もう「次に知りたくなるであろうこと」は内部リンクしておいて、サイト内を巡回させる。
どこかのページがゴールになっていて、それがいわゆるキラーページ。
CVすれば金になる、と。そういうわけですな。
まあ、この程度の単語ならツールで抜けちゃうので「本物」ではないです……。
あくまで一例としてお考え下さい。
さてどんなワードでしょうね、これらのワード。
何かに使えそう?
どれもお金に困っていそうな「金欠系」だから「カードローン」につないでいくのが王道なんだろうか。
それとも「クラゲアフィリエイト」的な意味で「FX」とかの「金儲け系」にズラしてつないでいくのが良いのだろうか。
う~む。僕は専門家じゃないのでよく分かりません……。
まとめ
- 切羽詰まって困っている人は、検索窓を目の前にしてどんな文字を打ち込むだろうか。
- どんな思いを持っていてどんな言葉でそれを表現し、解決を図ろうとするのか。
それを想像できる人間が勝つ。
既存サイトがもしあるのなら、サチコにそのようなニッチなワードが集まっているかもしれない。
長い間ブログをやっていると、まぐれでヒットすることもある。
雑記ブログだからといって侮ってはいけない。意外とバカに出来ないぞ。
お宝ワードを見つけたら、そのワードで再スタート。
一点突破を図るべし!(横展開で行こう!)
クロネコ屋氏の詳しい情報はこちらから。