どれがどれだか分からなくなるのでまとめた。
アリウス派「イエスは人だよ」
イエス:人です
マリア:人です
神が人になるなんておかしい
イエスもマリアも崇拝しない
ネストリウス派「イエスは人だけど神が宿ったんだよ」
イエス:肉体は人。魂は神(人の部分と神の部分がある)
マリア:人
マリアは人間だから崇拝するのはおかしい
アタナシウス派「イエスは完全に人であり完全に神だよ」
イエス:神であり人であり精霊
マリア:神の母(神に準じる存在。人とも言い切れない)
イエスは100%人であり100%神だよ。矛盾しないよ。精霊になってマリアに宿った
ネストリウス派とは違って、人の部分と神の部分を分けて考えないよ
コプト派(単性論)「イエスは人じゃなくて神」
イエス:神
マリア:神の母(神に準じる存在)
イエスは100%神だよ。人じゃないよ
マリアは神の母だよ。崇拝してもOKだよ。そこはアタナシウス派と同じだよ
異端認定の順番
ニケーア公会議:イエスは人か神か?
イエスは神である。人だと言い切るアリウス派は異端と認定
エフェソス公会議:マリアは崇拝すべきか否か?
マリアは神の母である。マリアを崇拝しないと言い切るネストリウス派は異端と認定
カルケドン公会議:イエスに肉体はあったか否か?
イエスに肉体はあった。イエスに肉体は無いとと言い切るコプト派は異端と認定
結論
アタナシウス派が正統。イエスは神であり神の子であり精霊でもある。三位一体説。