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「ググレカス」から「ググってもカス」へ/検索汚染時代に問われる「検索リテラシー」

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なるほどなあって思う、ツイートがTwitter上を流れてきたのでメモっておきます。

 

 

曲がりなりにもアフィリエイトで小遣い稼ぎをしている身としては、耳が痛い話です。

 

あの、なんか、すみませんでした……。

 

 

昔と今の検索結果の変化/「ググレカス」から「ググってもカス」へ

 

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そのツイートというのがこちら。

 

 

今どきの検索結果をよくとらえていると思います。

 

こういうのを「検索汚染」って言うんですよね。

 

僕もたまに「この検索結果クソだなあ」って思うことがあります。

 

なかなかいい情報にたどり着けないんですよね、そういう場合。

 

最近思ったのは「アニメ おすすめ」とか「アニメ 面白い」で検索した時の結果ですね。

 

何となく「面白いアニメが見たいなあ」って思ってググってみるんですが、結局のところ「VODアフィリ目的のサイト」だったり「まとめ系のペラペラ記事」だったりが出てくるばっかりで、ちょっとがっかりしました。

 

ちゃんとおすすめのアニメを頑張って紹介してる記事だったらいいんですが、公式サイトから作品あらすじを引用して、ちょろちょろっと3行ごまかして感想書いてるような記事が多いこと多いこと。

 

中には僕が知ってるアニメについて「ぜってーおまえ見てねえだろ!www」ってくらい間違ってる場合もあります。

 

もうイライラするよね、そういう嘘記事。

 

「100選!」ってなんやねん。

 

選んでねえだろ、100個も羅列したら。

 

そう思いませんか? 僕はそう思います。

 

もちろん、そんな状況から面白そうなアニメを見つけることは出来ませんでした。

 

仕方なく、昔見て面白かったアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』を観直して、時間を潰しています。

 

 

古いアニメばっかり何度も見ていると、新たな発見が無いからあまりやりたくないんですけど、仕方ないですね面白そうなアニメが見つからなかったので。

 

さて、それはいいとして。

 

2000年代前半とそれ以降の「検索結果」の変化について嘆く気持ちはよく分かります。

 

たしかに昔の「古き良きインターネット」の時代から大きく変わっているのかもしれないです。

 

ググレカスという言葉は、ググれば有益な情報がすぐに見つかるという前提があったから使えた言葉でしたが、今となってはどうでしょうね。

 

よく検索されるワードほど検索結果がものすごい数出てくるので、結果的に欲しい情報にたどり着けないということが多くなってしまいました。

 

2005年ごろを境に変わったとすると、僕が15歳くらいですから「小中時代」と「高校時代以降」で検索エンジンが劣化したということになりますね。

 

いや、劣化と言うべきかどうか。

 

それすら分かりません。

 

恐らく「供給過多」になっているものと推測しますね個人的な感覚では。

 

昔はやっぱりネット上で、何らかの作品なり情報なり「発信」出来る人というのは限られていました。

 

そして発信することで「儲けよう」と思う人はもっと少なかったはずなので、有識者が啓蒙のため発信してるに過ぎず、自費で賄ってる個人サイトが多かったのだと思います。

 

素人でも手軽に何か発表できる場、プラットフォームがあまり無かったように思いますね。

 

ただ、Youtubeが2005年開設、ニコニコ動画が2006年開設されて以降、動画ジャンルだけを見ても爆発的に「個人(素人)」が何かを世界に向けて発信できる場が圧倒的に増えました。

 

同じようにテキスト系も同じでしょう。

 

ブログとかWebサイトも昔はHTMLの知識から、サーバーの知識から何やら、色々下準備の段階でそれなりに知識が必要でした。

 

それが今じゃ解説本がごまんと出てますし、そもそもネット上で無料でブログが楽しめるサービスもじゃんじゃん出てきています。

 

アメブロとかは昔からありましたが、今はその先を行っていて、ドメイン借りて、サーバー借りて、WordPress使えばあっという間に自分のサイト作れちゃいますもんね。

 

しかも、ドメイン代とサーバー代だけですからね費用は。

 

インターネットの世界は自由だからこそ個人がどんどん参加した。

 

その結果、一気に広がって、もう宇宙レベルの広さになっていて、検索エンジン1つで全体を見渡すのは無理になったってことでしょう。

 

Googleとか、僕のイメージでは「アングラ」だったもんね最初は。

 

「知ってる俺カッコいい―!」みたいな。

 

「ヤフー? ノンノン。真の情報強者はGoogleを使うのだよ(ククク……」って感じ。

 

それが今じゃみんなググってる。

 

時代は変わったなあ。

 

試される検索リテラシー/欲しい情報を「取り」に行く姿勢

 

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というわけで、検索した結果については「自分で」取捨選択する必要が出てきたということです。

 

情報(選択肢)が増えたのは良いことですが、結果的に「迷い」も増えたんです。

 

「選択のパラドクス」ってやつですかね。ドレッシングだかジャムだかの味の話。あれ好き。

 

もうホントに検索エンジンに「知りたいこと」をぶち込んで、返ってきた結果が「答え」というわけではなくなってきたのは残念ですね。

 

その返ってきたものは「答え」の「候補」でしかなく、しかもその「候補」の中に「答え」があるとは限らないという……。カオスやで。

 

まあ、昔も今もフェイクニュースみたいなものはありましたから、「昔は良かった理論」はあまり言いたくないですが、爆発的に検索汚染がどの検索ワードでも広がってるというのは言い過ぎじゃないでしょう。

 

情報提供者が増えて、供給過多なんでしょう。

 

あとは「検索リテラシー」ですね。これを身に付けてフェイクニュースから身を守るしかない。

 

検索エンジンがある程度選んで持ってきた情報について、検索者が「取捨選択」しなければならないということです。

 

要は、欲しい情報を「取りに」行く姿勢が試されるということですね。

 

世知辛いなあ......。

 

あらかじめ答えに近いものとか、基礎学力とか、常識とかが無いと絶対探せないよね「答え」。

 

未知の情報、知らない分野であればあるほど、それっぽい情報に流されそうで怖い。

 

悲しいなあ。

 

まとめ

 

  • アフィリエイターは検索浄化を心がけよう!
  • 金儲けもほどほどに、ね!
  • カネ余りで困ってる人は世のため人のため、正しい情報を発信する活動をしよう。
  • 良貨で悪貨を駆逐するのだ!

 

検索エンジンは終わりを迎えてしまうのだろうか。

 

知見を広げるヒント(ツイート)

 

 

 

 

togetter.com