アルバイト102日目。
純金で出来た、ある商材の見積もりをしました。
純金……。
そう、ゴールドです。
『金の延べ棒』のあの金です。
「これはめっちゃ高いぞ~!!!www」みたいなことを思っていて、お客さんもそう思っていたみたいですが、上司に確認すると色々悩んで、本社にも聞いてもらって結局「0円」となりました。
もちろん、本当に0円ではなくて、まあある商材そのものの価値はありますが、純金部分は0円評価です。
「え!? マジ!?」ってなりましたが、マジです。
お客さんも僕と同じ感想を持っていたみたいですが、理由を話すと納得してくれました。
ま、それはそれでよかったかと。
とりあえず今日は売却しない、とのことでした。
うん。そうだよね。
もっと高く見積もってくれるならそっち行ったほうが良い。
それにしても、クソ金持ちな若い兄ちゃんだったな、僕より年下なんじゃないか?
ふざけるなよ。富の偏りは許さへんで。
皆○しだ。
メガネをかけてるやつは革命の敵だ。
インテリで反革命分子の疑いがあるか○殺せ。みな○せ。
金持ち全員○してみんなに配れ。
<クリーク! クリーク! クリーク!
よろしい ならば選挙だ
概要
始業 10:00
終業 19:00
労働時間 8時間
やったこと
- 内勤
所感
純金の評価額が0円になった話
たまに、純金売りたいって人が来るんです。
ゴールドの買取もやっているので、その日の相場で値付けします。
まあ、多少は下がるわけですけど、人の手を使うわけだから当然だよね。
でも普通にゴールドは高い。グラムで買う。普通に。
純金製の例の奴を持ってこられたときも「お、プラス評価か?」みたいなことを思った。
だけど、実際には「純金」かどうかが難しいってことが分かったんだよね、なんと言っても「一体型」になってるかっら。
確かに、それこそキンピカの部分があって「純金」なんだろうなあって素人目にも分かるんだけど、ぶっちゃけ証明も何も無いし、金の延べ棒のように品位とかナンバーとか書いてないから、判断できない。
ということで、純金の部分は評価できない=0円ってことになった。
まさかの展開だったなあ。
そうなると「商材」の部分だけで評価することになるんだけど5万円くらいにしかならなかった。
その理由も驚きなんだけど、本当に普通の商材なら「6万円」くらいなんだ。
でも今度は逆に純金の部分があることによって、余計に重量が増して重くなってる。
ということは要するに使いづらいってこと。
これがマイナス評価。
それと、こんなキンピカの商材を使いたいと思う人はかなりの希少種。ゆえに中古市場には出回らない。
レアってのは分かるけど、だれも欲しがらないってこと。
誰も欲しがらないってことは値段が低くなるってことよね。
これもまたマイナス評価。
5万。
純金でキンピカの成金仕様のアレが5万。
安すぎるんだけど、理由はしっかりしてる。
はえ~って感じ。
こんな説明を上司からされて、はえ~ってなって
僕もそのまま受け売りでお客さんに話したらはえ~ってなってた。
よかった、物分かりのいい人で。
クソゴミ老害だったら「せやかて兄ちゃん、これ純金やで純金」って言ってきそうでホント困る。
よかったわ、若い人で。
さすがに5万は困るってことで、とりあえず今日は帰っていった。
聞けば他店舗で一度買い取りを拒否されているらしい。
う~む、たしかに取引は難しいかもしれないなあ。
最悪の場合、うちにまた持ち込むのではないだろうか。
テントを設営する作業
オークションに出品するために、テントの写真を撮らなきゃいけなくて広げたんですが思いのほかデカくて草
広げても広げてもどんどん広がって、ヤバかったwww
結局、ヘルプを呼んで2人がかりで設営までしちゃった。
本当は欠品の確認とシートの破れが無いかどうか知りたかっただけなんだけど、どうせなら広げてみよう、どうせなら骨組みだけでも組んでみよう、ここまでやったら組み立てようぜってなって、結局全部組み立ててしまったというwww
古いテントだったから、古臭~い、古本屋のにおいがしたけど、でもテントは良いよな。アウトドアは楽しいよな。
薄暗い車庫の中で男二人共同作業で、テント組み立てた日にゃあ、気分はキャンプですよええ。
あとは酒盛りみたいな。
たのしかったうんどうか~い♪
運動会では無い。
キャンプ用品は値崩れしないよね。
それほどアップデートもされないし。
あんな骨とう品で5万円するんだから驚きだわ。
つか、5万もあったら結構立派な新品テントが手に入ると思うんだがな……。
買う人がいるんやろか。
いるんだろーなー……。
前の日
次の日