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「ほっともっと」と「ほっかほっか亭」って何が違うの?/運営会社が違う。持ち帰り弁当業界のナンバーワンは「ほっともっと」のほう

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「ほっともっと」「ほっかほっか亭」の違いは「運営会社の違い」です。

 

つまり全く別の会社だということをまず押さえておきましょう。

 

ただ、もともとは同じ会社だったのですが、色々あって分裂した経緯があります。それで分かりにくいんですね。

 

ほっともっと」は「株式会社プレナス」が運営しているほうです。

 

www.plenus.co.jp

 

店舗数が1番多く、業界最大手の持ち帰り弁当屋です。

 

一方で「ほっかほっか亭」は「株式会社ハークスレイ」が運営しています。

 

www.hurxley.co.jp

 

最初は「ほっともっと」のプレナス社も「ほっかほっか亭」のフランチャイズとして展開していたので「ほっかほっか亭」が「元祖」ということになります。

 

ただ、以下本文に書いた色々なことがあって分裂し、現在は「元祖」であるはずの「ほっかほっか亭」は業界3位となっています。

 

その「いろいろ(経緯)」については、以下の通りです。

 

詳細が気になる人は以下も読んでください。

 

 

f:id:cample-hq:20180315190220p:plain

 

商標権を巡る争いで分裂した「ほっかほっか亭」

 

元祖は「ほっかほっか亭」です。

 

みなさんの記憶にもよく刻まれていることと思います。

 

「ほっともっと」なんてお店、最初は無かったですよね?

 

私の高校時代(10年くらい前)に弁当屋といえば「ほっかほっか亭」しかありませんでした。

 

それが変わったのが2008年のこと。

 

「ほっともっと」が生まれ、「ほっかほっか亭」と並立した状態で現在に至ります。

 

「ほっかほっか亭」がまさか分裂するとは思わなかったので、当時はちょっと衝撃的でしたね。

 

「ほか弁」って略して読んでいたので、「これからは『ほも弁』かよwww」とか考えていたのをよく覚えています。笑

 

要するに、元祖は「ほっかほっか亭」だけどそれが分裂して2008年に「ほっともっと」ができたってことですね。

 

あれから10年……。

 

皮肉にも、喧嘩して出て行った側の「ほっともっと」が現在業界ナンバーワンです。

 

元祖・「ほっかほっか亭」は現在業界第3位に転落しています。

 

分裂するまでの流れ

 

分裂するまでの流れを簡単に見ていきましょう。

 

「株式会社ほっかほっか亭」創業

「株式会社ほっかほっか亭総本部」設立

3地域本部制を導入

総本部の下で、

 

  • 東部地域はほっかほっか亭が担当。
  • 関西地域はハークスレイが担当。
  • 九州山口地域はプレナスが担当。



ほっかほっか亭がダイエーの傘下になる。=ダイエーが東部地域を担当

総本部もダイエーの子会社になる。

ダイエー(東部)もハークスレイ(関西)もプレナス(九州山口)も「ほっかほっか亭」という看板で営業。(フランチャイズ)

ダイエーが経営不振に陥った。

プレナスがダイエーから「ほっかほっか亭」を引き継ぐ。=東日本も担当することに。

 

で、ここでひとつ問題が起きます。

 

それは「ほっかほっか亭」という看板は誰のものなのか、という点です。

 

つまり「商標権」ですね。

 

プレナスがダイエーから引き継いだのは「総本部の株式44%」と「ほっかほっか亭の株式」です。

 

「ほっかほっか亭」の商標は、ほっかほっか亭が持っていたので

 

そのほっかほっか亭を取得したプレナスは総本部に対して「『ほっかほっか亭』って看板使ってるよね? 商標使用料、払って!」と主張しました。

 

ところが「総本部」はそれを「独占的使用権」を盾に拒否します。

 

独占的使用権ってのは「商標権」とはまた別もので、簡単に言うと「契約で決めた権利」のことです。

 

どっちも主張を譲らなかった結果、裁判となりました。

 

全面戦争に突入です。

 

そして判決が出たわけですが、結果として「プレナス側」が負けてしまいました。

 

理由としては、確かに「商標権」についてはプレナス側にある点が認められたのですが、「商標を無償で使用する権利が総本部にある」というものでした。

 

プレナスとしては悔しい展開ですね。

 

さて今度は「総本部」のターンです。

 

逆に総本部側はプレナスの「叛逆」に対して報復します。

 

なんと、残りの株式をハークスレイに売却してしまったんですね。

 

その上で、プレナスの「ほっかほっか亭」運営に関する「フランチャイズ契約」の延長申請を拒否しました。

 

つまり「プレナスは『ほっかほっか亭グループ』から出ていけ」ってことです。

 

「反逆者」は徹底的に排除、の姿勢ですね。

 

株式の関係で言うと「総本部」が「親」で、「ハークスレイ」と「プレナス」は子にあたるのです「きょうだい」のようなものです。

 

ところが、この時点の株式関係を見てみると、親であるはずの総本部は子であるハークスレイとプレナスに分割所有されているというちょっと変わった状況に陥りました。

 

結局、締め出しを食らった「プレナス」側は「ほっかほっか亭」の看板を下げざるを得ず、独自のブランド「ほっともっと」を立ち上げることとなります。

 

出ていく形で、新たにスタートしたんですね。

 

これが2008年の5月のことでした。

 

いわゆる「ほっかほっか亭」の分裂と「ほっともっと」誕生です。

 

最初は私も「『ほっともっと』とかwww 変でしょwww 語呂悪すぎwwwwwwwwww」なんて最初は思ってました。

 

ただ、10年も「ほっともっと」って呼んでると違和感なくなりますよね。

 

時の流れは恐ろしい。

 

慣れって怖いね。

 

裁判で負けて勝負で勝つ|「ほっともっと」と「ほっかほっか亭」のその後

 

骨肉の争いから10年。

 

もともと、エリア的には最大の範囲をカバーしていたプレナスが「ほっともっと」になったわけですから、相対的に「ほっかほっか亭」が小さくなってしまうのは必然のことです。

 

分裂騒動で「ほっともっと」も「ほっかほっか亭」も業界1位の座から転落しましたが、その後ほっともっとが怒涛の追い上げをして、現在業界ナンバーワンの地位を占めました。

 

面白くないのは総本部の側ですよね。

 

総本部はその後、プレナスがまだ「ほっかほっか亭」だった時代に新ブランド「ほっともっと」を宣伝した、などという訴えを起こしました。(これまたプレナスが負けています)

 

裁判では負け続けたプレナスですが、結局業界最大手の地位を占める「ほっともっと」がビジネスの勝負では勝ったということになりましょうか。

 

う~ん、皮肉なものですねえ。

 

まとめ

 

「後からやってきたやつが先に始めたやつを追い出す」みたいな話は、後味が悪いですね。

 

最近見た映画なんですが、マクドナルドもこれと似た状況だったかもしれません。

 

時代はかなり前ですが。

 

フランチャイジーである側がマクドナルド兄弟のハンバーガー店を乗っ取っり、兄弟を追い出した経緯があります。

 

映画が分かりやすくておすすめです!

 

マクドナルドに行きたくなりますよ!笑