【最終更新日:2020/4/24】
『マクロスΔ』を今更ながら完走しました。
なんかネット上の反応がすごく悪かったので「クソアニメなのか?」とか「マクロスFより駄作なのか?」とか色々緊張しながら観たんですけど、いやいやいや! 全然そんなことなかったよ!
むしろ面白かったよ!
なんかアニオタは見る目が無いなあって感じます。
確かに気に入らない部分もあるよ! でもそんなのどんなアニメでも一緒じゃん!
マクロスΔはなあ、「純愛」なんだよ。ピュアなんだよとにかく。初恋なんだよ!
主人公の男の子とヒロインの女の子のイチャイチャシーンがすごくキュンキュンしてグッドだから。最高だよ。
妹分にしか思ってなかった中学2年生の2歳年下の女の子が、ある日を境に「女」に見えてくるってシチュエーション、めっちゃ萌えません?www
高校2年生の男の子が!
中学2年生の女の子の「色気」に惑わされるんだよ?
めっちゃ興奮しますやん!!!!!!wwwwwwww
レズでもない、ホモでもない、ヘテロな異性愛なんだよ!
しかもそのラストシーンが切ないッッッ!!!!!
実に切ない!!!
観ててもう「うわああああああああ」ってなったわwww
くっそーーーーーーってなるから、最後。めっちゃ切ない。悲しい。でも嬉しい。もんのすごい複雑な感情に襲われるんだよ、マクロスΔは。
見てほしい。食わず嫌いしないで見てほしい。
ホント見たほうが良いよ、マクロスデルタ。
特に「あー、恋愛してー」ってラブ活に飢えてる男子諸君は見たほうが良い。
心洗われるピュアなラブストーリーだから。
やっぱり他人の評価なんて気にせず、自分の目で確かめるのが一番ですね。
まあ、これはアニメに限らずあらゆることに通じますが……。
「自分はどう感じたか」これを大事にしていきましょう。
マクロスデルタについてはネット上で噂されているような「第1話が一番面白かった」みたいな意見は、さすがにそれは言い過ぎな気がしますわ。
というか「あんた最後まで全部見てないよね?w」と言い返したい。
本当のクソアニメってのは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」とか「Angel Beats!」みたいなものを言うんだよ。
マクロスΔはある程度評価できるレベルに達しているはずだと思う。
普通に良作です。面白いと思います。
「マクロスデルタ、どうだった?」とか
これから見ようか考えてる人向けに僕の意見を述べます。
『マクロスΔ(デルタ)』の感想と評価
結論から言うと「面白かった」です。
また、マクロスシリーズと言えば「三角関係」ですが、
今作では前作の『マクロスF(フロンティア)』より明確に、よりハッキリとその三角関係に決着が着きます。
つまり、勝ちヒロインと負けヒロインがいるってことです。
第1話から負けヒロインのほうを応援していると、最後は憤死すると思います。振られるので。
心してみてくださいね。
どんな結果になっても……。笑
※マクロスシリーズはこれが楽しいよね! 「どっち派」なのかでワイワイできるところ。
あらすじ(敵・味方の構図)
「ゾンビ化する歌VSゾンビ化させない歌」の戦い
敵サイド:人をゾンビ化させる「ヤバい歌」を歌うウィンダミア人
主人公サイド:ゾンビ化を抑制・沈静化させる「歌」を歌うアイドルグループ・ワルキューレ
フレイアの歌で強くなる展開がアツい!
僕はこれが1番良かったなあ。
主人公のハヤテは、フレイアの歌を聞くと元気になるんだよね。
同調して能力アップして、超強くなるわけ。
理屈で色々説明されるけど、要は強くなる。そう言うことだろ?
歌聞くとオーバードライブできちゃうんだな。
これがめっちゃ強い。
敵側のエースとやり合えるレベルに加速する。
これが良い。
「俺TUEEEEEEEE」するにしても、そのトリガーとして「女の子のアシスト」があってからの俺TUEEEEEって展開だと、不思議と燃えるのよね。
無双しても全然許せる。
フレイアちゃんはハヤテ大好きだから、ピンチの時に定評がある。
絶対歌って応援してくれるからね、それが胸を熱くする。
ホントこれが良いんすわ。
他のポイント
- 人間同士の戦いだから「ためらい」がある
- 多様な正義、多様な人の描き方
- 小国が大国に盾突くという反骨精神
- 反人道兵器を使う味方組織に疑問を持つ主人公らという構図
こういう人には向かない
- 戦いが「小競り合い」ではなく「人類滅亡」レベルの危機が見たい人
⇒基本的にデルタの話は「小競り合い」です。
- 敵が「人」ではなく「絶望するレベルで凶悪な存在」を見たい人
⇒敵は人間(ウィンダミア人)です。相手側にも正義があるので、殺しにくいです。倒しても(殺しても)、主人公サイドは全然スカッとしません。
感想
1クール目は良かったね。
思いっきり歌ってて。
でも2クール目は減速したね。
これは物語上仕方ないんだけど、歌えば歌うほどハヤテに悪影響を及ぼす可能性が出ちゃってからがダメダメだった。
フレイアが歌えなくなっちゃったからだよね思いっきり。
もう、これが原因ですべて下降気味になった気がする。
第17話までは良かった。
あの「微エロライブ動画を銀河ネット上で拡散して有料コンテンツを販売して軍資金を集めつつ、それと同時に敵のメディアと情報網を乗っ取ってセキュリティぶっ壊すって作戦」には笑ったわ。
しかも、あのライブでフレイアが流し目するじゃん?
ズキューーーーーーン!!!!!!!!!!
もうあれ最高。
ほぼ落ちかけました。
ミラージュ派やめるとこだったわwww
そんな感じでやっぱり第17話まではまあ、許せる。
第13話までは「第1部・完!」って感じでいい。
第17話までの展開もいい。
ここからだよね。
ここからはガッツリダメになっていった。
僕個人としては、種明かしとなる「美雲」関連、つまり「星の歌い手」の展開が余計だったと思う
あれのおかげで「要はバジュラでしょ? 前に見た」ってなって既視感が半端ないんだよね。
あれが余計。マジいらない。
なんか聡明そうなロイド氏も「悪」呼ばわりされちゃって、キャラがもったいなかった気がする。
2クールもやってるのに。
「え?」ってなる。
1クール目までは結構計算されていて、第13話が山場になっていたのに比べて、第26話の尺切れ感がすごかったよね。
「え? 打ち切りくらった?」ってレベル。
戦争するのは「個」があるからだ! せや! みんなの精神1つに統一して1つになれば戦争なんて無くなるやん! 真の平和到来や! ウィンダミア人勝利!勝利!
こういう展開はもう飽きたよ。
劇中でわざわざ「これまでのマクロスの物語を引き継いでますよ。引用してますよアピール」しておいて、この新規性のなさはダメダメ。
フロンティアでもやってるじゃん?
いらんのだよ。
「屈辱に耐えてきた小国が、おごり高ぶった大国に痛い目みせて講和に持ち込んで、お互い色々大事なものを失ったけどいまはこれが精いっぱい」って終幕で十分だったと思う。
ロイドが最初そう考えていたと思うよ、このシナリオ。
ハインツきゅんもそのシナリオを支持していたよね?
これで良かったと思う。最初の路線で。ロイド氏、ないわ......。
大した説明も無くただロイドが突然、裏切った感じになってて残念。
ツイート
https://twitter.com/yass_cample/status/922453709224685568
なんかまとまらなくなってきたwww
ツイート貼ってお茶を濁します!
https://twitter.com/yass_cample/status/922453709224685568https://twitthttps://twitter.com/yass_cample/status/922453709224685568er.com/yass_cample/status/92245370922468556
『マクロスΔ』全部、見終わりました。
— コモリヤスハル (@yass_cample) 2017年10月23日
とりあえず、ひとこと言わせてください。
ミラージュ派の僕は憤死しました。と
テレビアニメ版は正史ではありません!
ミラージュが大逆転してハヤテと結ばれる劇場版が正史です(真顔)!!!
正直、ミラージュは最初から負けフラグがルンピカビンビンだったよ…。
— コモリヤスハル (@yass_cample) 2017年10月24日
知ってた。でもロマンがあるじゃん…
とりあえず「幼馴染ヒロイン」を推しとくようなもんだ
フレイアのハッピーバースデー回は良かったね。
— コモリヤスハル (@yass_cample) 2017年10月24日
ぶっちゃけハヤテがあんなロマンチストだとは思わなかったわwww
んで、あんなメロメロなフレイア見たらミラージュ派のワイもぐらついたwww
意外とフレイアの背景(寿命、家族、出自)が暗いよね...
あの辺もグッとくる…
マクロスの世界はすごい「多様性」の象徴みたいな正解だよね
— コモリヤスハル (@yass_cample) 2017年10月24日
ズートピアを人間でやってる感じ。逆説的だけど。
統合政府の反応弾が全ての元凶だけど、そもそも平和にまとめるのが無理ゲー
あの世界はあまりにバラバラ過ぎる。だがそこがいい
すみませんwww
— コモリヤスハル (@yass_cample) 2017年10月24日
マクロスF見始めちゃいましたwww とりあえずクランが出る第4話まで。
う~ん、この実家のような安心感www
でも、やっぱり自分はグループアイドル志向がこの8年で強まったんだと思うね。
— コモリヤスハル (@yass_cample) 2017年10月24日
ランカもシェリルも、ソロアイドルじゃん?
な~んか物足りないんだよねー…
なんで『F』はあんなに話題になったのに、『Δ』は話題にならなかったんだろう…
— コモリヤスハル (@yass_cample) 2017年10月24日
最終回のあれはさすがに言いたいこと色々あるけど
「第1話が一番面白かった」ってのはちょっと言い過ぎな気がする。
おすすめの話数は第16話ですね。
フレイア派がどっと増えたバースデー回です。
ハヤテがロマンチックなプレゼントをフレイアに送って、フレイアが完全に「落ちる」話です。
ハヤテの側にはそんな意図ないのにね。笑
まったく、これだから天然ジゴロ野郎は。
フレイアの目がとろんとして、なおかつルンを触らせてくれるって言う、もう見てるこっちのルンがピカピカになる展開です。ごちそうさまでした。
これをみて「結婚適齢期」なんだということを再確認しますね。
それでいて、意外と重いフレイアの話っていうんですかね?
フレイアが祖国を裏切る形になっても背負ってる、いろいろなものの話が出てきて、ぐっときます。泣けます。
マクロスデルタの曲もおすすめです。ぜひ聴いてください。
追記:映画も観たよ!(2018/9/15)
劇場版観ました! 感想はこちらにまとめてあります!
あわせてどうぞ!!!