第1話「case13 Wired Liar」を視聴したので、その感想を述べます。
雰囲気はスチームパンクな感じ。
蒸気機関のまま科学が発展したようなイメージです。
蒸気機関のまま科学が発展したようなイメージです。
蒸気機関にちょっとした工夫をすれば、空だって飛べます! 重力を操ればいいだけの話です!
いい感じのスパイアクションだったと思います。
いい感じのスパイアクションだったと思います。
「プリンセス・プリンシパル」感想
僕が想像していたのは、ぬっるい感じの「ドキッ! 女の子だらけのスパイ機関!」って感じでした。
でも実際には意外と美少女たちは人を殺してました。
あと女の子同士も所詮はスパイ同士なので、仲がいいように見えて実は常に腹の探り合い状態です。
あと女の子同士も所詮はスパイ同士なので、仲がいいように見えて実は常に腹の探り合い状態です。
スパイだらけってことは、嘘つきだらけってこと。
第1話の結末も悲しい感じで、ハードボイルドな僕にぴったりな雰囲気だったと思います。
第1話の結末も悲しい感じで、ハードボイルドな僕にぴったりな雰囲気だったと思います。
あらすじ/美少女×スパイアクション×スチームパンク
19世紀末のロンドンは、革命により「王国」と「共和国」に分裂し両国は長年にらみ合いを続けていた。
王国内には共和国側のスパイ組織である「コントロール」が存在しており、そこには5人の女の子たち(かわいい)が所属していた。
本日の任務は「王国の科学者(ヘタレ顔)」を、共和国に亡命させるというものである。
やっとの思いでヘタレニキ(科学者)を保護できたところで「共和国に妹も連れていきたい」とか駄々をこね始めた。
女の子たちはリスクが高すぎるとして拒否しようと思ったが、プリンセス(上司)が「やれ」と言っている以上逆らえない。
女の子たち(スパイ)はクソデカため息をしつつ、妹も探し出してヘタレ科学者と共に共和国へ亡命させることにした。
しかしこのヘタレ野郎こそ、マジもんの嘘つきだった。
実はこの作戦、女の子たち「共和国側のスパイ」を一網打尽にするための罠だったのだ。
実はこの作戦、女の子たち「共和国側のスパイ」を一網打尽にするための罠だったのだ。
しかし、女の子たちもそれにいち早く気づいた。
とりあえずヘタレクソ野郎をぶっ殺してロンドン川に流すことにした。
とりあえずヘタレクソ野郎をぶっ殺してロンドン川に流すことにした。
アンジェちゃんは優しい女の子なので、殺す前にヘタレクソ裏切り野郎に保険金をたんまりかけていた。
多額の保険金により、そいつの妹だけは助けてあげることができた。
個人的な感想/意外とハードボイルドなストーリー
世界観としては、スチームパンクですね。
スチーム=蒸気を利用して色んな機械を動かしている世界のようです。
スチーム=蒸気を利用して色んな機械を動かしている世界のようです。
雰囲気としては、映画の『レオン』って感じかなと思いました。
ちょっと大げさかもしれないけど。
ちょっと大げさかもしれないけど。
登場人物の女の子たちは全員スパイなわけで、嘘つきが多いです。
というか、たくさんの嘘の中に本当を隠している感じです。どこまでが嘘で、どこまでが本当か分からない。
仕事柄、冷酷にならないといけないこともある。
人を殺さなければならないこともある。
人を殺さなければならないこともある。
でも、根は優しい子ばかりだから心が痛むこともある。
だから本当は仲良くなりたいけど、仲良くなりすぎると情が移って任務に支障がでるから、できるだけ距離を保つようにする。
だから本当は仲良くなりたいけど、仲良くなりすぎると情が移って任務に支障がでるから、できるだけ距離を保つようにする。
そんな感じですかね。
『レオン』は暗殺者の話なので、スパイものではないです。
ストーリー展開もキャラクターも全然違います。
ただ、雰囲気としては似ている印象を受けました。
『レオン』がデッドENDだったように、プリンセス・プリンシパルもあまり明るい結末にはならないような気がします。
ハードボイルドな大人な雰囲気でした。ほろ苦でした。
このプリンセス、なかなかの「たぬき」だぞ
スパイの中に「王国の姫君」がいるってのが面白いね。
まさに、このスパイグループはプリンセス(お姫様)がプリンシパル(長)ってことだ。
まさに、このスパイグループはプリンセス(お姫様)がプリンシパル(長)ってことだ。
プリンセスが、女王の実の娘(王位継承権第1位の王女)って意味でプリンセスなのか、かなり格式の高い家柄の貴族の娘って意味でプリンセスなのかは、いまいちよく分からないけど、どちらにせよ王国を支える立場のプリンセスという身分でありながら、王国にとって敵であるはずの共和国に内通しているってのがいいわ。
ぶっちゃけ国賊じゃん、姫様www
第1話ではスパイ網をぶっ潰そうとするノルマンディー公とか、敵役っぽい扱いだったけど、王国目線で見たら姫様たちのほうが悪だからねwww
面白いわこれwww
プリンセスは「あらあらうふふ」な「ゆるふわなお姉さん」っぽい雰囲気漂わせているけど、ものすごい信念があるんだろうか。
あるいは共和国の工作員に洗脳されているのだろうか?
あるいは共和国の工作員に洗脳されているのだろうか?
いつもニコニコしながら、すっとぼけたこと言ってそうな感じはアニメ『アイドル事変』の近堂幸恵議員だね。
無能そうな顔していながら、実は切れ者っていうポジション。あんな感じだわ、プリンセスは。
いずれにしても、共和国はものすごいスパイを持っていることになるな。
政権の中枢もいいところだよ、姫君とかwww
政権の中枢もいいところだよ、姫君とかwww
エリック(ヘタレ科学者)が「妹も一緒じゃないとヤダヤダヤダ!」って言ったとき、ドロシーさんとかは真っ先にリスクの点から拒否しようとするわけだけど、案の定プリンセスがGoサイン出すわけ。
ここまでは想像がついた。
「あー、はいはい、世間知らずなプリンセス特有の優しさね。はいはいはい」って感じ。
「あー、はいはい、世間知らずなプリンセス特有の優しさね。はいはいはい」って感じ。
でも、結局エリックこそ敵(の罠)だったわけじゃん?
ということは、もしかしたらプリンセスはここまで考えて、あえて敵の作戦に乗ってあげたんじゃないか。
ということは、もしかしたらプリンセスはここまで考えて、あえて敵の作戦に乗ってあげたんじゃないか。
そして敵の組織のしっぽを掴む手掛かりを得ようとしたんじゃないか。
って考えると、このプリンセスはなかなかの「たぬき」。
絶対に敵に回したくない相手だな。
絶対に敵に回したくない相手だな。
そしてさらに、プリンセスが「二重スパイだったら」なんて妄想するとより一層楽しめる。本当は王権に忠誠を誓っていたりなんかしてさ。
そもそも、このプリンセスはどういう経緯で共和国のスパイになったんだろう。
加入に際して、王国の人間を一人でも直接手にかけた過去とかあるのかな。
加入に際して、王国の人間を一人でも直接手にかけた過去とかあるのかな。
想像の余地がたくさんあるアニメってのは、良いアニメだと思うよ。
もちろん「想像の余地」=「投げっぱなし」とは違うけどさ......。
もちろん「想像の余地」=「投げっぱなし」とは違うけどさ......。
蛇足:アンジェ特製オムレツ
アンジェちゃんが出してくれたオムレツ。
オイラも食べたいンゴ! ンゴォ!!!!!
オイラも食べたいンゴ! ンゴォ!!!!!
アンジェちゃんは「買ってきた」って言ってたけど、その優しさがいいんじゃあ!!!
アンジェちゃーん!!!!
アンジェちゃーん!!!!
補足:キャラクター原案は黒星紅白
あとで知りましたが、キャラ原案は黒星紅白なんですね!
黒星紅白好きなんですよ! やったぜ! 得した気分だぜ!
黒星紅白好きなんですよ! やったぜ! 得した気分だぜ!
黒星紅白といえば、スヴィズダーの人ですよ。
しかも、タイムリーなことにこないだ「ポッピンQ」を観たばかり。
しかも、タイムリーなことにこないだ「ポッピンQ」を観たばかり。
ジャストミート! 最高! 黒星紅白最高! FOOOOOOお!!!!!!
まとめ
- スチームパンクな感じが、すごく良い。
- 可愛い顔してスパイのお仕事に忠実。任務のためなら人も殺す。
- 展開が楽しみなアニメ。