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在宅ワークで生きているアラサー男のブログ

【ラブライブ!サンシャイン!! 】第1話「輝きたい!!」感想/何者でもない女の子が何かになろうと努力する

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俺も輝きてえ!(迫真)

 

どうもヤスハルです。

 

さて気まぐれではありますが「ラブライブ!サンシャイン!! 」を観ました。
「普通星に生まれた普通星人」という台詞が印象的でしたね。

 

果たしてわたしは仕事もせずに何をやっているのでしょうか
ふと冷静になりつつも、第1話「輝きたい!!」の感想を述べます。

 

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全体を見渡してみて

 

まず全体的な印象としては「キャラが全部出てきた」ということです。だいたい1話でどういう雰囲気かってことは分かりました。

 

順次仲間に加わっていく予定ですね。
分かります。

 

この辺は前作を踏襲しているのかな。

 

そして、主人公の女の子は千歌ちゃんって言うんですね。
可愛いですねえ。おじさん、可愛い女の子ならいつでも大歓迎だゾ。

 

目がさえるようなオレンジ。ビタミンカラーは元気の印。
穂乃果ポジションってことでいいでしょうか。

 

アイドル「部」の「部」の字(漢字)を間違えていたり、変なポーズしてたり、これはたぶんアホの子なんでしょうね。

 

千歌ちゃんフットワーク軽いね。良いと思います。
思ったことを思った通りにやるって意外と年取るとなかなか出来ない。色々背負っちゃうとなおさら、ねえ?……。

 

この軽くてバカっぽいノリは完全に穂乃果系。
実家のような安心感ですね。

 

曜ちゃんとの関係

 

「千歌と曜」「穂乃果とことり」みたいな関係かと最初思っていたのですが違いますね。

 

どちらかというと「亜里沙と雪歩」みたいな関係ですね。
しいて前作に当てはめるとするならば。

 

ことり的だと、ただひたすら付いていく「追従型」でしたが、お互い支え合っていく関係つまり雪歩的。

 

千歌ちゃんが主で曜ちゃんが従ではなく、
千歌ちゃんと曜ちゃんが支え合って物語を進めていくのかなと、期待させられました。

 

生徒会長と部の設立人数

 

生徒会長に部の創設を阻まれるというのは、もう登竜門なのかな。
まーた「認められないわあ」展開だった。
設立メンバー5人集めなきゃいけないし……。

 

でも千歌ちゃんの「私たちを試してると思いました!」って言って生徒会室に乗り込んで、熱意で無理やり部の新設を押し通そうとする千歌ちゃん、好き。

 

夢と気合と情熱と体力でなんとかしようとするこの姿勢、大事。そう思える精神状態、大事。折れない心、大事。

 

一方で僕はダイヤさん見てて、彼女が「部は認めません!」っていうたびに「でも認めるんだよね?(ゲス顔)」「でも加わるんだよね?(ゲス顔)」と心の中で下品な笑いを浮かべながらつぶやいてました。

 

いつ頃ダイヤさんが陥落するのか楽しみですね。展開に期待です。

 

ダイヤさんからはいい匂いポンコツ臭がしました。
第1話の時点ですでにアホアホオーラがにじみ出てる。
これは良い素材。ここら辺も楽しみ。

 

うさんくせえ外人枠

 

「2年ぶうりでぃすか(2年ぶりですか)」

 

やかましいわwww 誰やねんお前www
一瞬しか出てこなかったのですが、うさんくせえ外人出てきたなって感じ。エリチ枠にしてもちょっとオーラ落ちてる。かわいいの?これ。

 

テーマは「変わりたい」

 

第1話の神髄は、やはり終盤のシーン。千歌が梨子ちゃんと港で話すシーンでしょう。
ここに本作の主題が示されていたと思いました。

 

テーマは「何の取り柄もない普通の女の子が何かになろうともがく」ということです。

 

 

凡人は言います。

「普通でいいじゃん」

 

普通はそう思っちゃうところなんですが、この点μ'sは罪深い
「普通」の女の子があんなにも輝けることを証明しちゃったわけですね。

 

そういう姿を見せられたら「普通」を自覚している千歌ちゃんにも「もしかしたら、こんなわたしでも」という思いが芽生えます

 

これはひとつの側面としてはポジティブです。
千歌ちゃんを勇気づけたことには変わりないのですから。

 

しかし一方で罪深いのは「その希望」がただの「願望」でしかなく、結果的に千歌ちゃんを傷つけるのではないかという危険性です。

 

ギリギリで手が届きそうで届かないのが一番悔しいじゃないですか。
そういうギリギリ届くかもしれない希望を与えてしまったということです。

 

要するに「本当に普通すぎて何の取り柄も無くて、結果的に失敗に終われば千歌ちゃんはがっかりするよね」ということ。「だったら最初から何もしなかった方がよかったんじゃないか」と思わせること。そういう意味で罪深い。

 

僕が思うに「A-RISE」だったらそうは思わなかったのではないでしょうか

 

彼女たちはスクールアイドルといっても、女子高生としてはちょっと等身大とは言えない。「さすがにあれにはなれない」ってなる。どちらかというと「プロ」とか「芸能人」に近い存在。
(しかも、劇場版で示された通り本当にプロとしてやっていくようだ)

 

千歌も「あれは私と別世界の人」と思うでしょう。
「もしかしたら私にもできるかも」なんて変な気は起こさない。

 

しかし「μ's」は「素人感」が売りです。悪く言えば。
よく言えば「スクール性」。スクールアイドル(現役女子高生によるμ's)にこだわった。

 

だからこそ等身大でいられた。
それが罪深いというわけ。

 

千歌ちゃんは「あきらめちゃだめなんだ。その日は絶対来る」など歌詞を引用しながら希望を語ります。

 

「(μ'sをみて)この人たちが目指したところを私も目指したい。わたしも輝きたい」

 

「ダメな私」とか「普通な私」と思い続けてきた千歌ちゃんに、アクションを起こさせたμ'sは実に偉大です。

 

そして偉大であると同時に憎い存在です。


「千歌ちゃんに余計な希望を抱かせやがって! 失敗したらどうするんだ! 責任とってくれるのか! なにしてくれるんだ!」と、ね。

 

梨子ちゃんについて

 

へー、音ノ木坂からの転校生か。
浦の星ってどこにあるんだろうね。
ムラ社会の閉塞的で排他的な田舎って感じは十分伝わってきたけど。

 

今度は作曲家が2年生にいるのか。
じゃあ歌詞は誰が担当するようになるんだろう。ヨハネかな?笑

 

梨子ちゃん美人だよね。いいね。
おじさん、美人さんも大歓迎だゾ。

 

この子はポンコツなのかしら。
前作には見た目は大和撫子でおしとやかムードむんむんな人がいたんだけど、実はラブアローシューターでね、その人……。

 

美人枠のまま進むのだろうか。
ぜひ美人を保ってほしい。


「は? スクールアイドル? これただの素人じゃんw(冷笑)」な梨子ちゃん、畜生だなと思いました。まる

 

「ごめんなさいEND」は王道だけどいいよねやっぱり。
かならず梨子は堕ちる。勧誘を続けたまえ、千歌。

 

蛇足

 

見た目で選ぼう女の子

 

推しはとりあえず千歌ちゃんにします。しぐさで選んだ。
前作でもとりあえず穂乃果推しで見て正解だったので、主人公推しておけばまず間違い無いでしょう。

 

気になっているのはルビィ。見た目で選んだ。
ああいう同性に嫌われそうな女の子、好きやねん。イライラするねん。

 

僕の友達もまだサンシャインは1ミリも見たことがなのですが、見た目で選んだら「ヨハネ」か「曜ちゃん」って言ってました。

 

一理ある。


マジで蛇足ですがヨハネのセリフで「この体は単なる器なのだから」とか、中二病チックなこと言ってみんなドン引きするシーンあるじゃないですか。

 

あれについて僕も同意でして、つまり「そうだよな。肉体は魂の器だよな」とか思ってみてました。

 

上坂すみれさんが「げんし、女子は、たいようだった。」という曲で「このカラダはリアルのアバター」って歌っていたと思いますが、まさにあれです。

 

▼大人気TVアニメ「げんしけん二代目」OP主題歌

げんし、女子は、たいようだった。/上坂すみれ - YouTube

 

肉体はアバター(操り人形)。
ヨハネ自体はただの痛い中二病系女子ですが、ちょっぴり哲学的で好きな台詞です。
ヨハネかわいい。たぶんあいつはポンコツ。はっきりわかんだね。

 

まとめ

 

「穂乃果の写真」とか「μ'sのライブ映像」とか前作のメンバーがちらちら出てくる演出、嫌いじゃないです。

 

「伝説の人たち」って感じがしてすごくいいと思います。
神格化されたμ'sか、感慨深いずら~。

 

www.youtube.com

 

 

 

みなさんからの感想もお待ちしております。(ネタバレは厳禁で)

 

 

独白

 

僕は「μ's原理主義者」でした。
「サンシャインは二番煎じ。あれはパチモン」

 

そう思っていた時期が僕にもありました。
なのでリアルタイムでサンシャインは一切見ていませんでした。

しかし、最近前作の1期と2期、そして劇場版を見直して気付いたことがあります。


それは、
矢澤が最初一切認めていなかった「μ's」を最後は涙を流して認めたこと。


そして、
「素人集団」と言って切り捨てた綾瀬も「μ's」を認め、心の拠り所としてたことです。

 

僕は思うのです。
μ's信者ならば、なおさらμ'sの教えに従うべきではないか、と。

 

全国1,000万人のμ's原理主義者に伝えたい。
「矢澤と綾瀬が好きならば、いや穂乃果率いるμ'sが好きなればこそ、サンシャインを見るべきではないのか」と。

 

ただ他人の努力を冷笑しているだけでは結局世界は何も変わりません。
アイドル研究家の矢澤も、プロ意識の高い綾瀬も、ディスることが精いっぱいでした。

 

しかし実際に音ノ木坂を救ったのは、穂乃果率いるμ'sのほうでした。

 

矢澤や綾瀬にしてみれば、μ'sなる代物は未完成品に過ぎなかったかもしれません。
しかし完成を待っていては音ノ木坂は無くなっていました。

 

結果論ではありますが、未完成ながらもμ'sの骨格を示し、あとは走りながらみんなで作っていった穂乃果の経営判断は正しかったと思います。

 

「まずやってみる」
これもμ'sの教えです。

 

たしかに「Aqours」は「μ's」ではありません。


しかしその精神は確かに受け継がれています。

 

全国のスクールアイドルたちに広がっていったμ'sの精神。
あのμ'sの輝きをサンシャインでも感じてみませんか?

 

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