お昼ご飯のあとは必ず会社のトイレ(手洗い場)が、混みます。
なんでかって言うと、みんな「歯を磨いている」からです。
「歯は磨けば磨くほどいいのか?」という疑問から調べた結果をまとめます。
歯磨きは1日2回は必須
疑問:歯磨きは1日何回すればよいのでしょうか。
回答:最低2回(就寝前と朝食後)すべき。
歯を磨く意味とはなんでしょうか。
そうです。虫歯を予防することです。
ではなぜ虫歯になるのでしょう。
それは口内細菌が原因なんですね。
口の中にいる細菌というのは、食後に「酸」を出します。
これが歯を少しずつ溶かすんですね。そしてこれがいわゆる「虫歯」です。
だったら、この「酸」を取り除けばいい。
そのために歯を磨くんです。
さて、「酸」は食後すぐに発生します。
食事をしたらできる限り早く歯を磨くのが先決です。
ぜひ心がけてください。
歯磨きは「食事」とセットですべきです。
「食べたら磨く。」これを習慣にしましょう。
お菓子、間食も例外ではありません。
人によっては1日に数回おやつを食べるかもしれませんが、食べたらその都度、歯を磨きましょう。
※昼食後にも歯を磨いて、1日3回歯磨きしても問題ありません。
歯磨き粉は「フッ素入り」を少量使う
疑問:歯磨き粉は何を使えばよいのでしょうか。
回答:「研磨剤入り」より「フッ素入り」を選ぶこと。
歯磨きに効果的な歯磨き粉は大きく分けて2種類あります。
「研磨剤入り」と「フッ素入り」です。
研磨剤入りの歯磨き粉は、文字通り「削る」ので歯の着色を減らしてくれます。
一方で、日々削れていくので力強く、1日に何度も歯を磨いていると逆に色素がつきやすくなったり、歯にしみたりします。
なので無難なのは「フッ素入りの歯磨き粉」です。
フッ素は、歯を汚れにくくします。言わばコーティング剤です。
大体の汚れは歯ブラシの毛先で落とせるので、少量の歯磨き粉、または水でブラッシングし、仕上げとしてフッ素入りの歯磨き粉を使うとよいでしょう。
フッ素を口の中にまんべんなく、行き渡らせるように磨くのがコツです。
歯ブラシの硬さは「ふつう」で十分
疑問:歯ブラシは柔いほうがいいのか。
回答:「ふつう」が無難です。
最近は歯ブラシの種類がやけに多いので、選ぶのが大変です。
しかし、基本的には軟すぎず、硬すぎず「ふつう」と書かれているタイプのもので十分です。
「やわらかい」と書かれたタイプのものも、一見すると歯に優しい印象ですが、使いこなせないとあまり汚れをかき出せません。
ある程度の硬さを持ったブラシのほうが実用的と言えます。
疑問:歯ブラシの大きさはどうやって選ぶのか。
回答:自分の「前歯2本分」の幅が基準
歯ブラシの大きさについては、正直好みの問題かもしれません。
ただ、一応自分の「前歯2本分」程度の大きさがあれば十分なので、これを基準に選びましょう。
また、植毛部(先端のプラスチック部分)は薄いほうが、口の中で動かしやすいので、これを軸に歯ブラシを選ぶと良いです。
マウスウォッシュで汚れは取れない
疑問:マウスウォッシュ使えば歯磨きは不要になるか。
回答:ならない。歯磨きは絶対必要。
歯と歯の間に何かが挟まったとして、口をゆすいだだけでそれは取れるでしょうか。恐らく、取れないと思います。
また、目に見える範囲で取れたとしても、奥歯周辺は水が届きにくいです。
したがって、マウスウォッシュだけで汚れが取れるとは言い切れません。
ただし、就寝前にマウスウォッシュを使うのは効果的です。
就寝中の口内は唾液の量が減り、細菌が増えやすくなる傾向があります。
マウスウォッシュを使って細菌を減らしてから寝る、というのは虫歯予防に効果的と言えます。また香料や消臭効果によって口臭予防にもなります。
マウスウォッシュは歯磨きの代わりにはなりませんが、歯磨きを補助する意味では効果があります。過信してはいけないということです。