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【マーケティングの本】人気のおすすめ本を5冊紹介します(初心者にも読みやすい本が中心)

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マーケティングの分野でおすすめの本を5冊紹介します。

 

初心者向けの本をメインに紹介していきます。

 

おすすめ順に上から並んでいるので、順番に見てもらえればと思います。

 

 

初心者が「マーケティング」を知るための本

 

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1.『図解マーケティングの教科書 』

 

 

この本の紹介

 

この一冊で最新の販促手法、データ活用がわかる
3万人のマーケターが読んだ「教科書」が待望のリニューアル!

 

分かりやすいカラーの図解と解説文で、マーケティング分野に詳しくない人や、若手ビジネスパーソンでも最新マーケティングの基本から最新トレンドまでをひと目で理解できるムックです。

 

 

マーケティング全体のイメージを知るのにぴったりな本です。

 

マーケティング分野における成功事例を複数の視点から分析しています。

 

実例を交えながら解説してているので非常に分かりやすいです。

 

特に具体例としてあげられている「アナ雪」と「妖怪ウォッチ」は、耳馴染みのある人気コンテンツだったのでイメージがしやすいと思います。

 

この2つはなぜヒットしたのか、その理由についてデータと図を用いて説明しています。

 

この本で分かること

 

  • IoT
  • オムニチャンネル
  • カスタマージャーニー
  • キュレーションメディアビッグデータ
  • バイラルメディア
  • 先進企業のケーススタディ(ヨドバシ、トヨタのレクサス、ソニー銀行など)

 

この本の目次

 

  • Chapter1 ヒット要因分析(アナ雪、妖怪ウォッチ、乃木坂46の分析)
  • Chapter2 デジタルマーケティング業界地図
  • Chapter3 最新キーワード29
  • Chapter4 先進企業?ケーススタディ
  • Chapter5 データ&ランキング
  • Chapter6 マネジャーが知っておくべき「アドテク」の今

 

2.『最新マーケティングの教科書 2017』

 

 

この本の紹介

 

(2017年版)

 

デジタルマーケティングの最新動向がこれ1冊で分かる!

 

「マーケティングの教科書」好評シリーズ第4弾。日進月歩の勢いで進化するデジタルマーケティングの世界を、最新キーワードと基本のキーワードで分かりやすく解説。先進企業のケーススタディと、マーケティングの最前線の動きを示す各種データ&ランキングも併載。

 

 

去年どんなマーケティングの事例があったかを知ることができる本です。

 

「マーケティング事例集(2016年分)」って感じですね。

 

※「2017年分」も発売されました。

 

 

(2018年版)

 

最新版は、マーケターが確実に押さえておく必要のある「技術キーワード」の解説や、同一カテゴリーのアプリを比較しながらマーケティングへの活用法を解説する「アプリカテゴリー解説」といったページも新たに掲載いたします。

 

最後に、トレンド分析として「Nintendo Switchはどれほど期待されているか」「物流ラストワンマイル問題解決の処方箋」「テレビCMの投下とネイティブアプリゲームのプレー(アクティブプレーヤーの数)にどのような関係があるのか」などにもフォーカスします。

 

本誌はデジタルマーケターが日頃、疑問に思っているテーマを取り上げるとともに、最新のデジタルマーケティングの内容が満載の一冊になります。

 

様々なマーケティング事例について広く浅く扱っているのが特徴です。

 

深いところまで知るには別途自分で調べる必要がありますが、参考文献も載っているので便利です。

 

最近の業界の動き、全体の動向を知るためにぴったりの本です。

 

この本で分かること

 

  • 「ポケモンGO」の分析(2017年版)
  • なぜ「モノ」ではなく「体験」を売るのか(2017年版)
  • 重要なキーワード(VR、人工知能、IoT、オムニチャネル、チャットbotなど)(2017年版)
  • 任天堂switch(2018年版)

 

この本の目次

 

  • Chapter1 ヒット要因分析、Interview
  • Chapter2 最新&基本 キーワード35
  • Chapter3 先進企業ケーススタディ(資生堂、スターバックスコーヒー、パルコなど)
  • Chapter4 データ&ランキング(インスタ検索の広がり、ネット動画と広告、ハッシュタグなど)
  • Chapter5 マーケティングリサーチを変える デジタルテクノロジー

 

3.『図解 実戦マーケティング戦略』

 

 

この本の紹介

 

マーケティング戦略は、米国の経営学者が編み出した戦略立案法によるところが多いのは周知のところです。

 

しかし、それらのコンセプトは、有するマーケティング資産の問題で適する場合もあれば、そうでない場合もあるとの課題も残されています。この解決には、これまでのマーケティング戦略手法をベースに、日本流にアレンジした方法が必要です。


米国MBAで経営戦略の基本を身につけ、多くの企業のマーケティング課題を解決している実戦派マーケターの著者が開発した5つの「戦略ピラミッド」がその問題を解決します。しかもこの手法であれば、マーケティング目標を数値で管理できます。

 

 

具体的なマーケティング戦略の立て方が書かれている本です。

 

理論の本だと次のアクションが分かりにくかったりするのですが、この本は具体的に「何をすればよいのか」まで落とし込んでいるのでイメージがしやすいです。

 

「戦略BASICS」から始まり、ニーズの深さや広さとの兼ね合いなども考えながら戦略を練っていきます。

 

タイトルの通り「実践」的な中身なので初心者でも扱いやすいと思います。

 

この本で分かること

 

  • 戦略の立案から実践までの流れ
  • 各章ごとのテーマ(目次参照。戦略BASICS、マインドフロー、ニーズの深さと広さなど)
  • ユーザーの態度変容に応じた指標の設定方法
  • ユーザーに対する手の打ち方に関する優先順位について

 

この本の目次

 

  • はじめに
  • 第1章 [ピラミッドツール1](戦略BASiCS)
  • 第2章 [ピラミッドツール2](マインドフロー)
  • 第3章 [ピラミッドツール3](ニーズの広さ深さ)
  • 第4章 [ピラミッドツール4](売上5原則)
  • 第5章 [ピラミッドツール5](プロダクトフロー)
  • ケーススタディ [ピラミッドツールの使い方](化粧品会社の事例)
  • まとめ

 

4.『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』

 

 

この本の紹介

 

原著であるMarketing Managementは、マーケティングを本格的に学んだ者であれば誰もが知っているマーケティング上級テキストの決定版である。

 

世界のトップ・ビジネススクールで広く採用されている。
我が国においてもマーケティングのバイブルとして、多くの研究者や実務家に影響を与えてきた。

 

口絵や図表を原著のままとし、原著に極めて忠実な訳書とした

 

 

1,000ページある専門書です。

 

初心者の取っ掛かりとしてはツラいと思います。

 

ではなぜ紹介するのかと言うと、マーケティングの基本的なことがすべて書かれているので、辞書的な使い方ができるからです。

 

記事でも紹介している簡単な本をいくつか読んでも良いのですが、この本を最初に読破するというのもマーケティング理論の学習に有効だと思います。

 

200~300ページの簡単な入門書を3~4冊まとめて読むイメージですね。

 

この本で分かること

 

  • マーケティングの基本的な理論(網羅的)
  • 企業の実践例

 

この本の目次

 

  1. マーケティング・マネジメントの理解
  2. マーケティングのための情報収集
  3. 顧客との関係構築
  4. 強いブランドの確立
  5. 市場提供物の形成
  6. 価値の提供
  7. 価値の伝達
  8. 長期的成長の実現

 

5.『コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極法則』

 

 

この本の紹介

 

神様コトラーの最終講義!
IoT、AI、ビッグデータでマーケティングは激変する!

 

マーケターがめざすべき最終ゴールは何か――。
製品中心の「1.0」、顧客中心の「2.0」、人間中心の「3.0」の先には、
「マーケティング4.0」があった。

 

ベストセラー『コトラーのマーケティング3.0』で示された
「人間中心のマーケティング」をバージョンアップさせ、
ビジネスに取り入れるための戦術を徹底解説。

 

「シェアリング」エコノミー、「ナウ」エコノミー、
オムニチャネル・インテグレーション、コンテンツ・マーケティング、
ソーシャルCRMといったトレンドに完全に対応する。

  

マーケティングの神様、コトラー博士の本です。

 

マーケティング業界でコトラーを知らない人はモグリでしょう。
それくらいコトラーは基本中の基本です。

 

製品中心のマーケティング1.0、顧客中心のマーケティング2.0、人間中心のマーケティング3.0に続く、「人」と「人」との関係性に重きを置いたマーケティング4.0について語られています。

 

デジタル自体、SNS時代にふさわしいマーケティングの知見が広がります。

 

それでいて専門用語が散りばめられただけの難しさがなく、初学者にとっても読みやすくまとまっています。

 

この本で分かること

 

  • IoT、AI、ビッグデータ
  • 製品中心の「1.0」顧客中心の「2.0」人間中心の「3.0」の先の世界について(マーケティング4.0)
  • SNS、ECサイト、デジタル・メディア、インターネットにどう向き合うか

 

この本の目次

 

  • はじめに――『マーケティング3.0』から『マーケティング4.0』へ
  • 【第1章】 つながっている顧客へのパワーシフト
  • 【第2章】 つながっている顧客に対するマーケティングのパラドックス
  • 【第3章】 影響力のあるデジタル・サブカルチャー
  • 【第4章】 デジタル経済におけるマーケティング4.0
  • 【第5章】 新しいカスタマー・ジャーニー
  • 【第6章】 マーケティングの生産性の測定指標
  • 【第7章】 産業類型とベスト・プラクティス
  • 【第8章】 ブランドの誘引力を高める人間中心のマーケティング161
  • 【第9章】 ブランドへの好奇心をかき立てるコンテンツ・マーケティング
  • 【第10章】 ブランド・コミットメントを生み出すオムニチャネル・マーケティング
  • 【第11章】 ブランド・アフィニティを築くためのエンゲージメント・マーケティング
  • むすび──「ワオ! 」を生み出すブランドになろう

 

まとめ

 

「マーケティング」「良い製品・良いサービス」と共にビジネスにおいて大切な概念です。

 

ただマーケティングと言う言葉は意味が広いので、どこから勉強して良いのか迷ってしまいがちです。

 

そんな時は上から基本書を挙げているので、順番に読み進めていってもらえればひと通り学習できると思います。

 

おまけ『ビジネス寓話50選』

 

 

ビジネス界には「寓話」が数多くある。

 

ビジネスの要諦や視点といったものを短いストーリーで比喩的に表現したものだが、暗黙知を含めて、なかなか短い言葉でいい当てることができないものを体験的かつ感覚的に理解できることから、プレゼンテーションやマネジメント、セールスコミュニケーションといったビジネスシーンはもちろん、人材育成の場などでも、折にふれて引用されている。


だが、寓話の背景にある価値観が一定でなく、また出所があきらかでないものなどもあり、数は多くとも玉石混淆で、引用者の属人的な判断でなかば身勝手に用いられているのが現状だ。


そこで本書では、あまたある寓話を「本当に使える」という基準で整理してみたい。

 

おまけと言っては語弊がありますが、最後にこちらの本も紹介したいと思います。

 

昔話やおとぎ話、たとえ話を使って「マーケティング」的な視点を解説した本です。

 

「お客さんにアンケートを取っているだけでは新しい商品は生まれない」という『ミルクシェイクについての2つの調査』というお話がなかなか鋭い視点で面白かったです。

 

「マーケティング」に特化した本ではないのですが、数ページで1つのお話を扱っているので非常に読みやすいです。

 

勉強の息抜きにに、ぜひどうぞ!