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新入社員必見!コミュニケーション能力を鍛えるコツは「論理性」にあり!


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春から新社会人として働き始めた人も多いかと思います。
そこで感じるのが「コミュニケーション能力」の差。
 
「先輩や上司と比べて自分は全然だめだ…」
 
4月も後半に差し掛かり、こんなこと考えていませんか?
 
大丈夫! 最初はみんなそんなもんです!
誰でもそこからスタートするんです。気にすることはありません。
 
しかし「経験値不足」に気づいたあなたは優秀です。
この差を埋める努力を今から始めたほうが、自分の2年後・3年後のためになるでしょう。
 
そこで今回は「コミュニケーション能力」を鍛えるヒントになりそうなを1冊紹介します。
 
僕が「報連相」を意識しすぎて失敗したエピソードを交えながら、お話ししていきますね。
 

 

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「論理的であること」=「コミュ力の高さ」

 
僕が思うに、コミュニケーション能力を鍛える上で重要なのは「論理性」を磨くことではないかと考えます。
 
しかし「論理性」と言っても、決して難しいものではありません!
子供でも実践しています。意識していないだけで、論理性は簡単に訓練することが出来るんです
 
最近こんな本を読みました。
面白かったので紹介します。
 
 
章立てとしては全部で5章に分かれています。
 
  • 第1章 「論理的な考え方」を身につけよう
  • 第2章 「論理的な読み方」を身につけよう
  • 第3章 「論理的な話し方」を身につけよう
  • 第4章 「論理的な書き方」を身につけよう
  • 第5章 「論理的な頭」を身につけよう
 
どうでもいいですが、まず目次からして綺麗ですよね笑
さすが論理の本だ。
 
「3時間で頭が論理的になる」と言っているだけあって、考え方、読み方、話し方、そして書き方まで教えてくれるという、なかなか盛りだくさんな本です。
 
内容としては「ノウハウ」が主なものです。
1章ごとに様々な例を挙げながら「ああしなさい」・「こうしなさい」・「ね? 簡単でしょ?」と、具体的に教えてくれます。
とっても親切な書き方だったと思います。
 
しかも分厚くない! 読みやすい!
この本は全220ページ、大体1センチ幅くらいですかね。
文庫本サイズなので通勤カバンにもサッと忍ばせることが出来る!
 
まさに3時間もあれば読み終わります。薄いですから。
具体例が多いので、あとは日々の業務で実践していくだけとなってます。
 
さて、僕が注目したのは冒頭部分に書かれている「論理は他者意識から始まる」という部分。
 
最初の話に戻りますが、僕がコミュニケーション能力で「論理性」が重要と思うわけはここにあります。
 

駄々をこねる子供だって論理的だ

 
この「他者意識」つまり「自分と相手は異なる他者だ」という意識が大事なんです。
本の中では「おもちゃ買って!」と駄々をこねる子供の例が出されています。
 
幼い頃は、自分が泣けば親や周りの大人が気持ちを汲み取って何とかしてくれた。
でも、大きくなるにつれて泣いても「どうにもならない」ことが分かってくる。
 
そこで初めて子供は、親と自分は「違うものなんだ」と悟る。

 
これが「他者意識」の芽生えというわけです。

 

じゃあ「自分と他人が違う」ということが分かると、何が変わるのでしょうか。
それは「説明しなければ何も伝わらない」ということが分かるのです。
 
著者が考える「論理」とは、
 
「他者に向かって自分の考えや思いを筋道を立てて説明しようとする」
 
ことです。
 
「おもちゃ買って!」で言うと、子供は何とか説明しようと試みるわけです。
例えば「ヨシコちゃんも、ハナマルちゃんもみんな持ってる!」と言ってみるとか(具定例の提示)、あるいは「黒澤先生もいいって言ってた!」と説明する感じ(引用、権威)ですね。
 
この子供の説明も先ほどの「筋道を立てて説明」という意味では、確かに「論理的」と言えます。
 

説明するにしても「バラバラ」ではダメ!

 
しかし、説明するにしてもバラバラでは意味がありません。
これも一つ例を挙げてみましょう。
 
早速ですがこんな問題にチャレンジしてください。
これは「文章再生エクササイズ」という実験です。

次の文章をどれだけ「暗記」できるかというものです。
 
  • 新聞は雑誌よりもよい。
  • 海岸は道路よりもよい。
  • 歩くより走るほうがよい。
  • 何度も挑戦するかもしれない。
  • 技術は必要だが、習得は簡単。
  • 大人から幼児まで楽しめる。
  • 鳥はめったに近づかない。
  • 雨に濡れてびしゃびしゃになることもある。
  • 同じことをしている人が多いと困るかもしれない。
  • 広いスペースを必要とする。
  • 手放すと二度と手元には戻ってこない。
 
いかがですか? 全部覚えられましたか?

ちょっと勘のいい人なら気付くかもしれませんが、ほとんどの人は「さっぱり意味不明なバラバラな文章」だと思います。
 
実はこれ、すべて「凧あげ」のことを言っているんです。分かりました?
どうでしょう? バラバラな文に「凧あげ」というテーマが加わった途端に、まとまった1つの文章に見えてきたのではないでしょうか。
 
この「文章再生エクササイズ」は「学習と記憶」に関する実験です。
 
被験者を2つに分けて、あるグループには上のようにバラバラに覚えさせてもう一方のグループには「これは凧あげの様子です」と伝えてから覚えさせます。
 
すると、バラバラなものをバラバラに覚えたグループより、圧倒的に「凧あげ」と最初から知らされていたグループのほうが記憶力の成績が良かった、というものです。
 
表面上は「凧あげ」というキーワードも一緒に覚えたわけですから、その分負荷がかかっているはずですが、結果として成績が良かったのは「凧あげ」と知っていた方でした。
 
なぜでしょう?
 
要するに「人間、バラバラなものをバラバラに覚えるより、1つ貫くもの(テーマとか共通性)があるとすごく覚えやすいよね」というお話です。
 
元ネタは「ビジネス寓話50選」という僕の愛読書から「第46話 文章再生エクササイズ」をひっぱってきました。(ちなみに、この本はもう5年も前に出た本なのですがすごくいい本です。こっそりおすすめしておきます)
 
 
 
こちらの本は「論理学」の本ではなく「ビジネス」の本です。

なので、この実験の結末から「だからさ、ビジネスにおいてもバラバラな事業をバラバラにやるんじゃなくて、一貫したテーマとかコンセプトが必要だってこと。そういう視点を持ってビジネスに取り組むとチームなりプロジェクトなりがうまく回るんだよね」という流れになっています。
 
でも、僕が今回伝えたいのはそういう「ビジネス云々」ではなく、「論理性」です。
 
この話から何が分かるのか。
それは「バラバラなことをバラバラに伝えるだけじゃ相手には伝わらない」です。
 
これを伝えたいのです。
じゃあどうすればいいのかというと、それは「最初にテーマを示しなさい」ということです。
 
 
バラバラなものをバラバラに伝えるのではなくて、相手の立場になって「テーマ」を示してから伝えるということです。
 

僕「バラバラな報告」→上司「キミは日本語が不自由」

 
社内のプレゼンにおいてもそうですが、新入社員うちはそれほどの大舞台は無いかもしれません。
 
しかし日々の業務の中で、論理性ひいてはコミュニケーション能力を訓練することはできます。
 
報告1つ取ってもそうです。
他者に何かを伝えるわけですから、この「論理的な説明」という視点がとても重要だと思います。
 
僕も恥ずかしながら苦い経験がありまして、社会人1年目は「報連相」を意識しすぎるあまり、状況が変わるたびにいちいち報告してました。それも「長々とバラバラ」に…。
 
そして自分でも何を話してるのか分からなくなり、上司に「キミは日本語が不自由」と言われる無能っぷりです。(苦笑)
 
「報告なのか、指示を仰ぎたいのか、まずはこの点を整理してまた来てくれ。そして何を知りたいのか、キミはどう考えるのか、これも考えてきてくれ」と、他の同僚・先輩がいる席で言われた日には、もう返す言葉が出ませんでした。超恥ずかしかったです(諭すような優しい指導だったので、これはパワハラではありません)
 
要するに「他者意識の欠如」ですね。

言いたいことを、思いつくままにバラバラな状態で話してしまった。
これがポンコツの原因です。
 
上司だって他の仕事をしているわけですから、急に話しかけられた上になんか色々話されても、瞬時に判断できないわけです。なんとアドバイスしたらいいのかどころじゃなく、完全に「?」なわけです。
 
繰り返しになりますが、大事なのは「他者意識」です。
 
これから何を話すのか、短く手短に簡潔に、ズバッと言い切る。
他者に何かを伝えるときは、まずここから始めるべきなんです。

たとえば「顧客AのBについて伺いたいことがあります」と最初に言いきれば、上司も頭の中で「ああ、Aさんのことか。んでBについてね。それは優先順位が高いな」などと判断できるわけです。まったく違う仕事をしていても、AやBのことに頭を切り替えることが出来ますよね。
 
出来る人は無意識にできるのですが、出来ない人はいつまで経ってもできない。
でも意識することで、コミュニケーション能力は鍛えることが出来ます。
 
それが「他者意識」です。
「自分と相手は違うんだから、相手の視点に立って理解しやすいように工夫しろ」ということです。
 

まとめ

 
自分と他人は違う。当たり前だが、意外と忘れがちな視点。
この「他者意識」が無いと「自分の言いたいこと」が相手に伝わらない。
 
筋道を立てて、論理的に説明しよう。
伝えるときは最初にテーマ(結論とか要約でも良い)を示すと分かりやすい。
 
コミュニケーション能力は訓練できる。
日々の積み重ねだから、小さなことからコツコツ始めよう。
 
 
 

追伸

 
「論理的に話す」を意識するようになってからは、上司に苦笑いされることもなくなりました。
 
そして「話し方」が良くなると「文章(書き方)」も自然と良くなります。

僕が書いたビジネス文章を上司が読んで「いいね」と言い、一発OKだったときは、とっても嬉しかったです(小学生並の感想)。