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【書評】『読者ハ読ムナ(笑)』 現役の漫画家・藤田和日郎が語るクリエイター論


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前半は、クリエイター論。
いかにクリエイティブなことをやるか、というお話。

 

後半は、漫画家がお話をつくるときの技術論。
「漫画を描くときは、ここに気を付けろ!」みたいな話がたくさん。

 

僕は漫画家志望ではないので、前半部分を重点的にレビュー。
後半は、まあ個人的なオタク業に役立てようと思います。
「物語を妄想するとき」に使える。

 

なぜ買ったの?

 

オタキング』こと岡田斗司夫氏が動画で紹介していたからですwww
なんて短絡的www

www.youtube.com

 

早速コーチャンフォーに走って行って、手に取って目次を見て購入決定しました。

 

藤田和日郎さんの漫画は残念ながら読んだことないですが、そのお弟子さんのことはよく知っています。

 

そう! 雷句さんですよ! 雷句誠さん!
ガッシュじゃないか! 『金色のガッシュ!』!

f:id:cample-hq:20160916160746j:plain

引用:http://dat.2chan.net/img2/res/1554565.htm

 

ガッシュ』の面白さの、ごく一部を示すとすると「テツヤマモト(@okapo192)」さんの記事が良い感じですね。検索上位なだけある。いいよね、ウマゴン。

www.yamamototetsu.com

 

藤田和日郎

 

漫画家。
代表作『うしおととら』・『からくりサーカス』・『月光条例』・『邪眼は月輪に飛ぶ

 

雷句誠

 

漫画家。
代表作『金色のガッシュ!!』・『どうぶつの国

 

クリエイター論その1 「無口禁止」

 

好きなもの、好きなことを語れ。映画・ゲーム・マンガ何でもいい。
自分だけが好きそうなものだと、なお良い。
他人がボケたらツッコめ。面白いことがあったら人に話せ。他人の興味に興味を持て。

 

無口禁止なんですね、藤田部屋は。
逆に気が散る気がしますが、藤田さんの考え方は違うみたいです。

 

どうやら、漫画を描いているときは「内圧が高まる」という状態になるらしい。
(叫びたくなる。大暴れしたくなる、らしい)


ちょっと難しい表現ですが、僕が考えるに、うまく描けないとかうまく表現できないとか、煮詰まるとかそういう負の状態が「内圧が高まる」ってことだと思ってます。

 

で、この内圧が高まっている状態は、クリエイティブな作業を邪魔する、と。
そこで「無口禁止」が効果を発揮する。
つまり、少なくとも自分以外が和気あいあいと会話していると、注意が他に向いて気が紛れる。それで内圧が下がる。そういうしくみ。

 

面白いこと考えますね。これは本人にしか分からない悩みなんだろうなあ。

 

クリエイター論その2 「コミュ力必須」

 

コミュニケーション能力は持って生まれたものと言うより、訓練で何とかなる。
コミュニケーションをちゃんと取れるやつが漫画家になる。

 

藤田さん曰く、漫画とは「編集者と作家」つまり「人間と人間」が作っていくもの。
だから、他人と良い関係が築ければ「なんとかしてやりたい」と思う人が出てきて、引き上げてもらえる、というわけ。

 

コミュニケーションが取れる向上心のある漫画家でなければ、作品は世に出ていかない、と断言しています。

 

「なるほど」と思いますね。
これは漫画家もブロガーもアフィリエイターも同じかもしれません。
結局、人のやることですから。

 

「応援したい!」って思わせたら勝ちですよ。
そういう性格というか、文体というか、芸風?www 僕も大事にしたいものですね。

 

クリエイター論その3 「感動」が一番大事

 

漫画にとって一番大切なのは「感動」である。
感動できなきゃ漫画じゃない。

 

感動とは「ひとの心が変わるもの」である。それがドラマだ。
方法論はいくらでもあるが、新人はまず「感動させるネーム」を作ることから始めるべし。「感動」以外のことを考えてはいけない。

 

藤田さんはさらに「情報を集めるだけで何もせず、評論家づらしているようでは何もできるようにならない」と続けます。

 

ですよねー(白目)

 

他にも「なんでも一つ、やり遂げないといけない」とか「地道に実践したことだけが自分の糧になる」と言っています。

 

もう、この辺はいろんなクリエイターの人たちが言っていますよね。
「何でもいい。何か1個続けろ」はクリエイティブ業界の合言葉みたいなもんかもしれません。

 

クリエイター論その4 「常にインプット」

 

漫画家とは消耗の激しい仕事。インプットしないと枯れてしまう。
新しいもの、流行っているものに触れていかないといけない。

 

これも「なるほど」ですね。
まあ、僕も最近は体に鞭打って頑張っているんですが、なかなか……。
大変なんですよ流行を追うとか、新しい事にチャレンジするとかって。

 

頑張りたい……。

 

藤田さんは、これを強制的に出来るしくみを構築しています。
それは「みんなで同じ映画を見る」という手法。

 

短期的には、漫画のアシスタントさんに絵の指示を出すときに「『あの映画』の『あの感じ』」と表現しやすいとか。

 

確かにー!

 

で、全員で同じ映画を見て語り合うと気づきがある、と。
さらに、自分の趣味では絶対に見なかったであろう世界を見ることができる、と。

 

なるほどなー。

 

頻繁にこの映画鑑賞をやるだけあって、めぼしい映画は目にしたり、耳にすることになるそうですwww

 

これが漫画家のインプットにつながるんですねえ。

 

あとこんなことをやっているそうです。

 

1.映画を見た後で点数をつけて、せーので一斉に発表する。
2.点数について、理由を述べる。
3.なぜ減点したのか、なぜ加点したのか言語化を求める。

 

なんでこんなめんどくさい感想会をやるかと言うと、「感覚では作品を見る目が育たない。言語化出来て、人に説明できて初めて、面白い漫画を作ることができる」という考えがあるからなんだとか。

 

あ! 僕もこれに近いことやりましたよ! 去年のキャンプで!

 

キャンプの2日目っていつも暇になるんですよ。
そこで「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st」を持っていって、みんなで鑑賞しました!

 

いやー、楽しかったなあ。

 

ヒーローショーみたいなもんですよ。ヒーローショー。
「フェイト―! がんがえー!」みたいなwww

 

※藤田さんのおっしゃっていることと全く関係ない話をして、ホントすみませんでした。

 

まとめ

 

クリエイティブな仕事は、大変です。
自分なりに、いい環境をつくる努力が必要です。
さもなくば、死。(社会的な意味で)